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コアとクラウンの種類について

wouldilietoyou様58歳女性
根管治療を終えて、コアクラウンを何にするか迷ってます。

再根管治療のことを考えて、外しやすい、壊しやすいコアクラウンを希望してます。

コアファイバーポストコアがいいような気がしてるのですが、歯との識別が付きにくいこと、接着性が強いことから再治療を前提にすると適してないと言われましたがそうなのでしょうか?

銀などのメタルコアの方が再治療のことを考えると向くと言われました。

再治療を考えると、最適なコアクラウンは何でしょうか?

再治療の際にはコアクラウンは壊してもらっても構いません。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
なぜ再根管治療をすることを前提にお考えになるのでしょうか?

そもそも再治療を前提に行う治療というのはとても矛盾しているもので、何回か再治療を行えばその歯は確実に抜歯になる日が近づいてきます。

そういう歯であれば今の時点で抜歯して、ほかの治療方法を考えるということも選択肢に入れてもいいと思います。

再根管治療となるとメタルでもファイバーでも、少なからず歯に対してダメージを与えることになってしまいます。

より緊密に外れにくい、辺縁漏洩が起きにくいということが再度の根管治療をしなくて済むという条件の一つとなってきます。
(出来るだけ外れにくいことによって、根尖病巣を防ぐという意味合いがあります。)

そこをわざと外れやすくということであれば、何のための治療なんでしょう?

実際にはずすとなるとファイバーのほうがはずしやすいとは思います。

厳密に言うとメタルよりもファイバーのほうが根っこを掘る深さが浅くて済みます。

そういう面からもファイバーのほうが歯にダメージが少ないということが言えると思います。

被せに関してはメタルでもなんでも、それほど除去に苦労することはないと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
確実な根の治療の後であれば、ファイバーポストコアが良いと思います。

接着させて歯と一体化することで、歯が割れにくくなります。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
wouldilietoyou 様

メタルコアファイバーポストにはそれぞれ長所短所があります。

メタルコア
  長所:安価
  短所:審美性良くない
      太く長いメタルコア歯根破折を起こしやすい
      金属アレルギーの可能性あり。

ファイバーポスト
  長所:審美性良好
      しなやかなので歯根破折を起こしにくい
      金属アレルギー
  短所:高価


撤去の難易度は、ケースバイケースですが、長いメタルコアは撤去が大変です。

撤去時、削るドリルがぶれて、歯の方にずれ、歯根に穴(パーフォレーション)が生じる危険性もあります。

ファイバーポストメタルコアよりも柔らかいですので、ぶれる事はありません。

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