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2022/12/24
虫歯 治療疑問

顎が痛いのは奥歯にある虫歯の影響でしょうか？

ぱんだ様44歳女性
右下の一番奥に縁下カリエスのような、虫歯があります。
原因となっていた接していた親知らずを今年の6月に抜きました。
親知らずの傷が治るのを待ってから治療の判断とのことで、最近「場所的に治療するなら上から削って根管治療になる。まだ虫歯自体は神経にきていないのでもったいない。虫歯の進行も遅そうなので、このまま薬だけつめて口腔衛生をよくして様子を見て本当に痛くなったときに根管治療としよう」とのことでした。
虫歯が神経に行くほど進行することもここ1ヶ月とかではないだろうとのことでしたが、ここ何日かとても肩がこり耳の下のリンパと口を開けるときの軸となるくらい奥のあごが痛いのです。
これは、虫歯の影響でしょうか。

また、このような見立てで治療に入らない判断は良くあることでしょうか。
他の歯科にも意見を聞いてみたほうがよいでしょうか。
ずっとこの虫歯があると知っていてドキドキして小さい違和感にもナーバスになってしまいます。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
親知らず前の歯の生死を一度確認するのがいいのではないでしょうか。
腫れの有無も確認が必要です。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
親知らずのために歯肉縁下にむし歯があるんですね。
その虫歯を取ろうとすると神経を取らざるを得ないという状況なんですね。

基本的に歯肉縁下のむし歯の処置をするという方法はありません。
抜歯の適応になります。
とはいえ、まだ神経もあるしっかりしている歯を抜歯するということはもったいないのでいろいろな手を尽くして、いろいろな考えでいろいろ試してみて、少しでも歯を長く持たそうと考えて対処しているというのが現状です。
ですから、よくあることでもなければ珍しいことでもありません。

となると、考え方として今すぐに神経を取ってしまうよりはできるだけ神経を置いておいた方がいいかも、という考え方もできますし、さっさと神経を取ってしまうという考えもありです。
ただ神経を取ったからと言っても歯茎の下にあるむし歯のために歯茎の痛みが取れないこともあるかもしれません。
ですから、何が何でも神経を取ったほうがいいとはならないというのが難しいところです。
そういうこともあり、現状で様子を見ましょうか、ということなんだと思います。
ほかの先生に診てもらうということももちろん患者さんの自由ですし、権利です。

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