歯は何年もちますか?
自分の歯を大切に100歳までそのままの人もいれば、40歳くらいで
抜歯をしている人も多々います。
その差、60年です。
神経を取った歯についてはどうでしょう。
どのくらい持ちますか?
一本だけ神経を取ったけれども100歳まで残っている人もいればすぐに1,2年でダメになる人もいます。
元の状態によりけりです。
口腔内の環境によって歯の寿命は何十年もの差があります。
インプラントでも一番最初に自分自身に
インプラントを入れたブローネンマルクドクターは46年間その自分の
インプラントで過ごしました。
かと言って全部がそうとは限りません。
日本でも1,2年でやはり
インプラントが脱落するという例は少なからずあります。
こればっかりはどのくらい持つのかというのは誰にもなかなか言えるものではありません。
ほかの歯が問題ない口腔内であれば
インプラントも長持ちする確率は非常に高いと言えますが、どんどん歯がなくなっている口腔内の状態で
インプラントだけは何十年も持つというほうが無理な話です。
そういう前提の話の中で、一番最初の先生は、保険ではごく普通の当たり前の治療を始めただけだと思います。
セカンドオピニオンの先生は、あまり
インプラントを推していない先生なのかもしれません。
インプラントでなくてもそのほうが持つと考えている先生なのかもしれません。
もちろん
インプラントの技術的に未熟で、
インプラントをしたくても出来ないという可能性も最初、
セカンドオピニオン共にあり得ます。
ただ
セカンドオピニオンのように口腔内全体の
咬合を考えて、その上で奥歯の
咬み合わせからちゃんと治していく必要があるという先生のほうが、将来的に歯を長持ちさせる可能性は高いような気がします。
全体の歯の長持ちを考えると、奥歯も歯がないのであれば
インプラントにして理想的な
咬み合わせにしていくことが一番歯を長持ちさせる方法だと思います。