言語機能を改善するため外科治療を考えています。
yoshimasada様65歳男性
言語機能のかなりの改善を求めての外科手術を希望しております。
実は数十年前に外科手術を受けることはできたのですが、残念ながら“言語機能のかなりの改善”はほとんど得ることはできませんでした。
具体的に申すと言葉を話すとき重要な舌先において、舌が充分に理想的に動かすスペースがない、口腔内の上顎が特に発音時舌先が触れる部分が垂れ下がって、舌を圧迫する感じなのです。
手術によってわずか指一本分の溝が上顎に溝を作ることはできたが、私の大きめの舌とは全くそぐわないものでした。
それ故、発音発生時の舌の動きを阻害しているものと思われます。
普通のひとよりも上顎骨が歯のU字のラインに沿ったにおいて、かなり厚みがあります。
現在不養生もあり、上下ともかなりの部分が入れ歯でカバーされている始末です。
呂律の回らない酔っ払いのような喋りっぷりです。
何十年もの間、なぜ私の大きめの舌に合った溝を上顎に造ってくれなかったのか?
その謎が最近になってようやく解けたような始末なのですが、お判りと思いますが、溝を作ることによって平面が曲面になるかと、当然口腔内上顎の表面面積がかなり増えるわけですね。
確かに手術によって、物理的に変えることは可能かと思われますが、如何せん上顎に張り付いている粘膜が全く追いつかない。
上顎のU字型の歯並びにそって、上顎骨が露出するかと思います。
それ故、骨が露出しないように、申し訳程度の舌に釣り合わない溝を造ったのにすぎないのですね。
ところで言語機能における舌と上顎の骨格の相関関係を考えた場合、非常に重要なことは、舌先とそれが発音発声時、接触する上顎の形状と確信しています。
今となっては理想的な形状は粘膜の関係もあって、望むべくもない。
せめて私の舌に合ったスペースが拡張できればと考える次第なのです。
ある口腔外科の専門家によりますと、人間には自然治癒能力が生来備わっているとのこと、舌が発音発生時適正に動かすことのできるスペースを作るとなれば、そこは平面に近い状態からからある程度の曲面にならなければならない、
当然その部分は表面積は増え、粘膜はカバーしきれず、骨が露出するかと。
それをカバーするために、それこそ”自然治癒能力”の力を借りたい。
露出の部分を粘膜が再生しカバーすることができればと思っております
それがなされれば、言語機能のかなりの改善が得られると確信して居ります。