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ブリッジをしていた歯の神経治療が必要かもしれないと言われた。

はる様35歳女性
左上5番を6年ほど前に抜歯し、前後神経がある歯でブリッジをしていましたが、4ヶ月に一度通っていた定期検診で虫歯になっている可能性があると指摘されました。
ブリッジを外してみるとかなり深かったようで、神経の治療が必要かもしれないと言われました。
5番が無い状態ではありますが、神経の生死を確かめるためこのまま様子見ということになりました。
痛みはすぐには出ず安心したのも束の間、2週間ほど経ってから冷たいものがしみることに気がつきました。
歯茎の違和感と歯磨きの際にごく少量血が出ているような気もします。
ただはっきりとした痛みや腫れなどはなく、このくらいの違和感なら残せないかな…?と考えてしまいます。
歯医者さんには残したい気持ちもわかるが取った方がいい神経もあると言われ、症状が改善するか悪化するかしたら治療を始めるとのことで、症状が動かないまま3ヶ月が経とうとしています。
通常時の痛みはなく冷たいものがしみるだけで改善も悪化もしていません。
ただ、5番がない状態なのでそろそろなんらかの処置をしないと周りの歯に影響が出るのではと不安です。

このような痛みで既に神経が死んでる、またはこのまま痛みが悪化することなく死んでしまうということはありますか?
できれば神経を残したいのですが、このままブリッジをして実はあのときすでに神経が死んでました、となることが怖いです。

また、歯医者さんで神経が生きているか確認することはできますか?
主観の痛みや違和感だとだんだんわからなくなってきてしまいました…。

神経を取った歯にブリッジをするのは破折が心配です。
そのときはインプラントも考えているのですが、理想としてはできるだけ神経を温存しブリッジインプラントを先延ばしにしたいです。

長くなってしまいましたが、ご回答をお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> このような痛みで既に神経が死んでる、またはこのまま痛みが悪化することなく死んでしまうということはありますか?

そういうこともあります。


> できれば神経を残したいのですが、このままブリッジをして実はあのときすでに神経が死んでました、となることが怖いです。

歯医者としてもそれが一番困ります。


> また、歯医者さんで神経が生きているか確認することはできますか?

歯髄という組織ははっきり生きている、健康な状態、という物とはっきり死んでいる、という状態、だけではなく、半分死にかかっている、今はまだ歯髄反応があるけど半分以上は腐りかかっているというようなことがあります。
これは怪しいなということで穴を開けていって初めてわかります。
見た目や電気歯髄診だけでは分からないことがあるということです。
そういうことから、今の状態で神経を取っておいたほうが良いという提案なのかもしれません。

どうしても神経を残して被せたいということなら、今の時点で歯のないところにインプラントをすれば、しみる歯は単独で処置をすることが出来ます。
そういうことも考えられると思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
神経が死んでしまうことは経験します。
神経の生死ですが、電気歯髄診断を使うのもいいと思います。
軽い冷水痛であれば大丈夫かと思いますが、冷水にひどく反応する場合、温水痛などは神経をあきらめたほうがいいように思います。

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