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ご相談

2022/04/18

虫歯治療疑問

抜髄しクラウンを被せていた歯が虫歯になり、半分抜歯になった。

UMI様41歳女性

よろしくお願いします。
長年通っている歯医者で治療をしていますが、元々歯が弱いので虫歯がすぐにできてしまいます。
なので定期検診も欠かさず受けています。
先日定期検診に行った所、右下の奥歯(親知らずは抜いてあるのでその手前)が抜髄して銀のクラウンを被せてあるのですが、下の方が剥げているから替えましょう、と言われ私の希望でセラミックにするつもりで本日行ってきたのですが、クラウンを外すと中の状態がかなり悪くどうにもならないと言われ、幸い半分は無事だった為、半分抜歯しました。
この歯を治療したのは約20年前です。
親知らず以外の抜歯は初めてだった事、突然の事でショックです。
また、きちんと定期検診に行っていたのに。
抜髄後の歯の様子はレントゲンでは分からないのでしょうか？
レントゲンで分からないのに抜歯しなくてはいけない程状態が悪くなるのでしょうか？
もう抜いてしまったので仕方ありませんが、半分になった奥歯は、一般的にどのように治療をしていくのでしょうか？
また、現在半分穴が開いた状態で次の診察が1ヶ月後なのですが、そのままで大丈夫なのでしょうか？
次の診察では、半分残った歯の根管治療をするそうです。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

レントゲンではエックス線を通さないもの、金属などは真っ白に映ります。
その中がむし歯になっていてもわからないということです。
定期検診に通っていたとしても病気にならないということはありません。
この場合の病気はむし歯ですが、ある程度むし歯の進行は遅らせることはできます。
ですから定期検診はとても大切ですが、残念ながら、定期検診をしているからずっと悪くならないということはありません。
特に被せの中、歯科医師でも器具の届かないところに関しては、どうすることもできません。

半分になった歯というのは下の歯でしょうか？
だとしたらその半分となくなったところを補うようにブリッジにするのが一般的だと思います。
上の歯だと1本根っこを抜いたとしても残り2本の根っこがあるので、単独で被せにすることが多いです。