基本的に「検診」という項目は健康保険にはありません。
医科の場合でも、全身的な検診というものは、いわゆるドックになります。
これは
保険外の検査になります。
歯科でも定期検診が必要とよく言われますが、「検診お願いします」と申し出られると本来は
保険外診療になります。
健康保険は疾病に対する保険で、予防的なものは含まれないというのが原則です。
最近は一部予防的な要素も取り入れられてきていますが。
申し出られた愁訴に対して、検査をして確定診断を下し、その結果治療ということになります。
一般的には
歯周病の定期検査というのは、現在の保険では、ある程度の歯周治療の後に、歯周病重症化予防治療とか、歯周病安定期治療などに区分し定期的に処置管理していく治療法のために行っていくことになります。
医院を変えた場合は、この治療の流れに乗るためには、初診からやり直すことになります。
補綴物維持管理については、あくまでも
補綴を行った診療所において
補綴物にトラブルが起きた時、治療の必要上
補綴物を除去しなくてはいけなくなった時、再度製作する時は2年間は医院の責任で作らなければいけないという縛りです。
例えば根の治療が必要な時、根の治療は通常の窓口負担が必要ですが、再製時の
クラウンおよびそれに掛かる形成・印象等の負担分は医院持ちということです。
医院が変われば、その医院に縛りはありません。