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虫歯治療でインレーを入れた3ヶ月後に虫歯が見つかりました。

みんみん様43歳女性
今年の4月に歯科治療をしました。
左下1番奥の歯ですが、もともとメタルインレーがされており10年くらい前に治療した歯です。
メタルインレーが少し浮いているので、虫歯になってる可能性があると言われてメタルインレーを外して虫歯を取り除いて、再度型取りをしてメタルインレーをしました。
その際、「神経まではいっていないので神経は残した。ただ、神経に近い所まで削ってるので少し痛みなどが残るかもしれないけど、徐々に取れていくので。」と言われました。
しばらく、冷たい物がしみたりしたので気になってはいましたが、それほど強い感じではなかったし、常にではなかったので様子を見る事にしました。
しかし、8/7(土)に急に歯に痛みが出るようになりました。
痛みは時間を追うごとに強くなり、何にもしなくてもジンジンと痛み、痛みで気を失いそうになる程でした。
市販の鎮痛剤を飲みましたが効かず、氷を口に含むと痛みが紛れて、その日の夜は常に氷を口に含んで、ほとんど寝れない状態でした。
連休中で歯科が休みだったので翌日8/8(日)に自治体の休日診療に行き、レンドゲンを撮ってもらうと、左下1番奥の歯のインレーの下から虫歯になっており神経にいっているとの事でした。
連休明けにかかりつけの歯科で事情を話して神経を取ってもらった方が良いと思うけど、痛みが8/9(祝)まで続くようなら自治体の休日診療で神経をとってその後の治療は、かかりつけ医でしてもらうのもある説明をされて、痛み止めを処方されました。
痛み止めで何とか痛みは和らいでいるので、連休明けの8/10(火)にかかりつけ医に事情を話して神経をとってもらうつもりです。
長くなりましたが、私が知りたいのは歯科治療をしてメタルインレーつけたのに3〜4ヶ月程でメタルインレーの下が虫歯になる事があるのか?
見た目では虫歯になってる子とは全くわかりません。
隙間から食べかすが入り虫歯になったのなら仕方ないのですが、あまりにも治療したばかりで費用もそれなりにかかっているので、少し疑問です。
虫歯を取り除ききれてない部分があると、そこから虫歯になると言うのもあるのを聞きました。
もしかして、それだったりしないのかな?と思うのですが、そういう事はあるのでしょうか?
教えてください。よろしくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
詰め物をしたばかりなのに痛みが強くなってきたんですね。
休日診療所では深いむし歯を削ってぎりぎり何とかインレーにしている、ということまではわからないのでわかりやすいようにインレーの下がむし歯になって痛みが出ているというように説明をしているのだと思います。
実際にはむし歯というよりも辺縁漏洩、歯牙破折などのほうが可能性が高いと思われます。
深い穴を掘ると当然その辺縁が残ります。
そこに力が加わると歯が割れる方向に力が働き、そのために歯髄症状が出てきます。
ぎりぎりだけど神経を残しているというのはそういう状態のことで、今回は歯が力に負けてしまったということだと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
現在の方向性として、極力神経を取らない先生が増えているのは事実です。
ギリギリ神経を残して詰め物をした場合、すでに感染を起こしていることがありまして症状が出ることがあります。
ただ、この場合あらかじめ説明と出る症状を事前に伝えるようにはします。

池村 光代 先生からの回答

池村 光代
東京都
京橋歯科医院
池村 光代先生
急な激痛で驚かれたと思います。
前回治療で神経を残す治療を行ったが、虫歯が深かった為、結局残せなかったということでしょうか。
これは虫歯が残っていても残っていなくても起こる可能性はあります。
神経を抜くと楽になりますので次回治療で主治医にご説明されると良いでしょう。
お大事にしてください。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
レントゲンを撮って虫歯と診断するのは、象牙質が感染する(虫歯になる)と軟化することでX線の透過性が高くなり、黒く抜けて見えるようになりますので、それにより確定診断とします。
かかりつけの先生のところで、深い虫歯を処置されたようですが、削った部分全てを金属で置き換えてインレーにするわけではありません。
そんなことをすれば、熱伝導率の低い金属を通して、熱いもの・冷たいものの熱刺激が歯髄組織に伝わりやすくなり、処置後かなりの痛みが伴うようになります。
それを避けるために、歯髄組織に近い部分は、神経を保護するために、覆髄裏層)処置と言って、鎮静効果のある材用などを使用して金属と歯髄組織の距離を取ることをいたします。
この覆髄剤がレントゲン透過性のある材料だったとすると、黒く抜けて見えるかもしれません。
そうなれば、歯髄症状が出ていますのでインレーの下が虫歯になっているとの診断を下すかもしれません。
勿論、虫歯は感染症ですので、取り残しがあればさらに進行していきますが、最初に処置をした時にかなり深かったとすれば、その時点である程度歯髄組織まで影響があり、徐々にそれが進行し今回激しい症状が出たと考えることもできます。

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