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一番奥の歯(第7番目)にインプラントを入れることはできますか

河内ミナミ様35歳女性
右上顎へのインプラント治療についてなんですが、

今ある一番奥の歯(第6番目)の歯よりも奥に(第7番目として)インプラントを入れることは可能でしょうか?

十分スペースはあるのですがその部分の歯茎が斜めになってしまっているので(←上手く説明できないんですが、歯がなくなってしまった部分の歯茎が退縮してしまっていて、一番奥なので歯茎の角度が斜めになっています。)

そういうところにでも垂直にインプラントを植えることはできるのでしょうか?

お忙しい中申し訳ありませんがご回答よろしくお願いいたします。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
インプラントの得意な先生であれば可能だと思います。

ただ、その位置にインプラントが本当に必要かどうかはきちんと診査の必要があります。

その部分の歯ですが、お口の中で一番先に無くなる傾向がある位置です。

つまり、一番最初に当たる部分でかつ一番力の加わる部分ですので、予後の見極めが絶対必要です。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
スペースがたくさんあるということで、清掃性を保つことが出来るのであれば
インプラントを入れることは可能です。

歯茎の角度はそれほど気にすることはありません。

骨がしっかりとあれば歯肉が斜めになっていてもそのあたりはアバットメントでの調整になります。

たとえば前歯でのインプラントでもまっすぐな歯茎はありませんよね。

斜めになっているのが骨がないためであれば、骨を足すような手術も同時に行うこともあります。

そうすれば歯肉の斜めになっているのも改善することもあります。

塚原 隆志 先生からの回答

愛知県
塚原歯科
塚原 隆志先生
河内ミナミ 様

当然のご希望だと思います。

実際に診察させていただいたわけではないので正確なことはいえませんが、インプラントを埋入するにはいくつか条件が必要になります。

(1)骨量・骨質の状態・・・・・これが一番重要です。

インプラントはどこでも埋め込めるわけではなくて、歯茎の下にある顎の骨の中に埋め込まないといけないので、歯周病抜歯後で顎の骨が減ってしまっているとそこに埋入することは難しくなります。

ただ、顎の骨の減少が少なければ他から骨を削り、カルシウム等などと混合させて人工的に顎の骨を増やしてやることもできます。   

(2)全身の状態・・・・・・・・・・降圧剤服用や出血性素因(血小板減少など)、骨粗しょう症などの方にはインプラント手術を行えないことがあります。

この(1)(2)は重視され、また細かな条件によって可能でない場合もあります。

たとえば、ブラキシズムがかなり強い、咬み合わせが深い、歯周病が重篤など。

一度、受診されてしっかりご希望とそれが可能か説明を受けてください。

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