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ご相談

ぐらつきがある前歯の治療について。

アネモネ様64歳女性
問題の部位:上の右前歯
治療歴:約20年前に抜髄。10年前に虫歯と言われ自覚症状はなかったが再治療してレジン修復。
現在の状態:全体に薄茶色に変色。側面の根元に虫歯。痛み、しみるなどは無し。気になるのは時々大げさに言うとみしっとするような感じがあること。指でつまんで動かしてみるとぐらつきがあるのがわかる。

※かかりつけ医(歯周病専門医で日本口腔インプラント学会の専門医)の意見
(1)単冠で処置。ただし、5年もたないかも。 
(2)隣の左前歯(数十年前に抜髄装着、根はしっかりしている。)と連冠で処置。 
(3)インプラントを選択すべきかは5分5分。前歯は審美上も高難度でインプラントを行っていても上手くやれる歯科医は2割くらい。

※私の思い
連冠は他の歯に負担をかけ寿命を縮めそう。
上の歯列はブリッジの部位もあり、ドミノ倒しに将来入れ歯になるのは絶対に嫌。
単冠でも5年持たないなら、骨が少しでも若い今のうちにインプラントにした方がいいのでは。
ただし機能面だけでなく審美面でも確実に成功させられる技術のあるドクターをどう見つけるかが不安。

先生方、アドバイスをどうぞよろしくお願い致します。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
前歯の処置についてですね。

> (1)単冠で処置。ただし、5年もたないかも。 
> (2)隣の左前歯(数十年前に抜髄装着、根はしっかりしている。)と連冠で処置。 
> (3)インプラントを選択すべきかは5分5分。前歯は審美上も高難度でインプラントを行っていても上手くやれる歯科医は2割くらい。

すでに歯根破折など決定的に悪くなっているわけではないのであれば、私個人の考えでは(1)を選択して持たなくなったらインプラントを考慮する、ということです。
連結は2本ともが悪くならない限り取れたり揺れたりしないので、より大きな問題が生じる可能性があるからです。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
まずはご自身の歯を可及的に使うべきかと思います。
その間にインプラントに備えて歯科医院を探しましょう。

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