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ご相談

詰め物が取れた奥歯に大きな穴ができてしまっています。

myzm様24歳女性
こんにちは。
歯についての相談をさせてください。

2年前くらいに初めて右奥歯に虫歯を発症し、一度目に行った歯医者でとても上手とは言えない治療を受けました。(二度目に行った大きい病院で治療跡を見た先生がこれは…みたいな反応をしていました)

一度目の歯医者で麻酔の針を4回ほど入れられ、それでも麻酔がうまく効かずにいきなり神経の奥のほうに刺され、痛みで号泣して継続不可、大きい病院を紹介しますと言われてしまいました。
治療は詰め物をして終了、という感じでした。

一度目の経験がかなり頭に残っており、大きい病院に行くのもためらってしまっていたのですが、ある日を境に急に詰め物をした右奥歯が痛くて痛くて、恐らくそれが原因で三叉神経痛と言われるような神経の痛みも発症し、泣きながらのたうち回ったり仕事に行けない等の支障をきたしたため、嫌々ながらも大きい病院に行き、そこで話を聞いてもらいながら麻酔→詰め物を外す→中の治療という流れで処置をして頂きました。
その時の麻酔は一発で効き、こんなに悩まず早くいけばよかったと本気で後悔しました。

そしてその治療が終わってから神経痛はほとんどなくなり、また地元の別の歯医者で1週間に1回詰め物の取り換えと中の掃除をしてもらう生活が始まったのですが、仕事の都合で就業場所が変わり、九州から東京に引っ越すことになってしまいました。
そしていろいろと忙しくしている間に詰め物が取れてしまい、そのまま歯医者に行く暇もなく1年が過ぎてしまっていました。
この時点でありえないのですが、引っ越してきたばかりで歯医者もどこに行ったらいいかわからず、放置してしまった自分のせいです。

そして気付いたら、詰め物の取れた右の奥歯に大きな穴ができてしまっていました。
前回の治療で神経は取れてるよと言われたのですが、私の記憶では神経をとった記憶がないので、もしかしらたら虫歯菌のせいで神経が死んでしまっていて痛みを感じないのかもしれません。

この大きな穴をどうしたらいいのか、さすがに不安が過ぎて色々調べたのですがよく分からず。
歯に大きな穴が開いてしまっている場合、どのような治療を行うのか、痛みは発生するのか、治療法にもよると思いますが蓋をするという方法は選べるのかを教えて頂きたいです。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
むし歯は大きくなるとその歯の神経と呼ばれる歯髄という組織にまで波及します。
歯髄が炎症を起こすととても痛いです。
麻酔も効かないことがあります。
とりあえず埋めるという事しかできない場合もあります。
それをうまくない処置、、、と言ってしまうのは言い過ぎのような気がします。
そして痛くなってから処置をというのは状況が悪化して、とても治りにくい状態になっ
てからという事なのでその治療にとても時間がかかってしまうことがあります。
そして一番良くないのは治療途中で頬っておくという事です。
今の時点では大きな穴が開いてるだけと思われているようですが、場合によってはむし歯が進行してしまって根っこのほうまで歯が柔らかくなっていることがあります。
その場合には抜歯しかできません。
その危険がとても高いです。
そしてその次にましな状態というのが神経が有った管を伝って骨の中にまで細菌感染がおきているという状況です。
神経を取っているという事は骨にまで通じる穴が開いているという事です。
たまたま痛みが出ていないというだけで、非常に状況的には悪い状態です。
根管治療をしていき何とか歯を残せるものなら残して、その上で土台を立てて被せをするという事が出来ればそれが一番ましな治療と言うことになります。
このまま蓋をするだけの治療というのはあり得ないと思います。
出来るだけ早くしっかりとした治療をしていくことをお勧めします。

三叉神経痛は原因が全く別なので、(頭の中の方の問題なので)むし歯が原因で三叉神経痛になることはありません。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
おそらく神経はなく、残せる歯であれば根の治療をすることになります。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
大きな病院で治療をした時、神経を取る処置がされたと思います。
その後、根の中の治療を何回かしているようです。
神経を取ったあと、根の中を消毒・根の先まで詰め物ができるよう根管を拡大・最終的に根の先まで詰め物をする(根管充填)が根の治療の流れです。
いずれの時も仮に蓋はしているはずですが、根充前に外れたのか根充後なのかでダメージは違っています。
根充前の根の治療の途中だとすれば、消毒用の綿が根管内に入っていますので蓋が外れた時点で唾液で汚染されますので、根管壁がかなり感染しますので再度根管治療が必要になります。
根充後であれば、根管内が汚染されることは無いですが、仮の蓋が取れてどれだけ時間が経つかで状況は変わります。
神経の無い歯の象牙質は、虫歯に対して抵抗力が低いのであっという間に進行してしまいます。
感染象牙質を削ってなお保存できる状態なら良いのですが、現在痛みが無くとも虫歯になってしまった象牙質を全部削り落とすと骨に埋まっている部分まで到達してしまった場合は、抜歯適応となってしまいますので、早めの受診をお勧めします。

そこまでダメージが無い時は、中を埋めてを被せる処置になるでしょう。

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