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痛みのない虫歯の根管治療について

まりも様53歳女性
いつもありがとうございます。

治してほしかった歯があって通い始めた歯科医さんですが、その歯の根管治療中、なかなか最後の金属をかぶせてもらえません。

がなくなるまで待つということで仮の蓋をしていますが、これまでかかった歯医者さんでは、根管治療後はすぐに金属をしてもらっていたので、いつになるのかとても不安です。こんなふうに待つということはあるのでしょうか?

また、別の歯(すでに金属がかぶっている)が、レントゲンで診ると虫歯があるということで、先ほどの歯を待っている間に、根管治療するということで、金属をはずされてしまいました。

後から考えると、痛みのない歯を治療するのがなぜなのかわからなくなり、もっと相談すればよかったと後悔しています(寝ている子を起こすというか、痛くない歯が痛みだすことがあるので)。

本当に、痛みのない歯でも治療しておいたほうがよいのでしょうか?

もう、はじめてしまったのでどうしようもないですが、金属をかぶせないで何本もほおっておくのはとても不安です。

アドバイスお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
根っこの治療中なんですね。

がなくなるまで待つというのは、歯茎のほうにぷつっとしたものがあるとかそういったことでしょうか?

もしくは根っこの中を消毒しているそこからが出ているということでしょうか?

この場合両者ともすぐに被せるというのはあまり良いことではありません。
仮歯を被せているということなのでより丁寧な処置をしていると考えられます。

被せをしてから歯茎がはれてしまうと、再度被せをはずさなくてはいけなくなります。

その際ほとんどの歯科医院では補綴物維持管理料というものを算定しているので、2年間はその被せに関して無償でやり直しをしなくてはいけないという縛りが保険上でてきます。

なので慎重に処置をせざるを得ません。どうしてもが止まらない場合にはヒビなどが入っていることも疑われ、抜歯の適応になることもあり得ます。

もうひとつの症状が出ていないのに処置をする必要があるのか、ということですが、これについてはなかなか正解というものはありません。

逆に半年後に急にその歯が腫れてきて、半年前のレントゲンを見たらあやしい影があったとします。

どうして半年前に疑わしいその歯について早く処置をしてくれなかったんだ、、という相談も歯科相談ではよくあります。

歯科医師であれば、ある程度、このくらいの状態であったら早めに処置をしておけばいいだろうとか、もう少しおいておいた方がいいかもという基準を持っています。(この基準はドクターによっても、最終的な治療方針によっても変わってくるので一定のものではありません。)

なので同時進行で根っこの処置をすることはままあることで、あまり不審感を持ちすぎるのもよくないと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
根の治療に関してですが、さまざまな治療方法があります。

が無くなるまでというのも一つの方法ですが、もともとは感染源が無くなれば生体がを治してくれると私は教えられました。

ただ場合によりけりですが。できましたら、水酸化カルシウムといいます薬剤を仮に詰めてセメントできちんと蓋をして2週間待ってみるのも良いのではないかと考えます。

その場合、口の中に出ている歯の感染源と根の先の感染源がきちんと取れていることが条件になります。

痛みのない歯を治療するのがなぜなのかわからなくなりとありますが、虫歯が存在する場合で更に進行する虫歯であれば初期の治療が大事になりま
す。

寝ている虫歯はかなり少ないと考えます。やはり、どのかに問題があるので虫歯ができるわけですから、そのまま治ることはかなり少ないと考えます。

ただ予防で進行を止めることは可能ですが、条件が付きます。

心配をしてしまうわけですから、やはりきちんとした説明も必要ですし、聞くことも必要かと思いました。

一度聞いてみて疑問解消が良いのではと思います。

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