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セラミック冠と比較して保険適用の樹脂冠の強度はどのくらい?

smart42様74歳男性
いつもお世話になります。
現在の掛かり付けの歯科医師によると、保険適応の樹脂冠の場合のシール強度は、金属やセラミック冠と比較すると悪いからと言われていますがそうなんでしょうか?
審美性と安価から何本かは樹脂冠にしています。
今回抜けた左上第一小臼歯の内部虫歯が前回治療から1年と少ししか経っていないのは樹脂冠だからと言われたのですが?
セラミック冠は自費診療で8万円位掛かっていますから悩みます。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
金属でもセラミックでも樹脂製のかぶせでも、すべて力をかけるとたわみます。(歯もたわみます。)
たわみ方が違うもの、たわみやすいものはやはりシール部分が壊れやすいというのはある意味当然です。
単純にシール面ということだけで比較はできませんが、セラミックのほうが樹脂製のものよりもやはり強度もあり、材料としては優れています。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
シール強度とは、装着力のことを指しているのでしょうか。

修復物・補綴物の装着には歯科用セメントを使用しますが、修復・補綴物の適合性が重要です。
歯と接着するレジンセメントができてから、接着力は飛躍的に向上したと言われていますが、ルーズフィットの物はやはり取れやすいかもしれません。

近年健康保険に取り入れられた樹脂製のなどは、支台歯の表面、補綴物の内面を適切な材料によって表面処理が必要とされています。
指示に従って処理をしませんと、脱落の原因なることがあります。
取れてくることが無くとも外れていれば、二次齲蝕になることはあるでしょう。

口腔内の過酷な環境では、吸水性のある樹脂はセラミック・金属に比べればハンデがあるかもしれませんが、最近の材料は以前のものに比べればかなりよくはなっていると思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
材質の違いがありますので、あくまで患者さんの状況と希望により変わってくると思います。

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