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神経ギリギリまで削った歯と詰め物の間が空いていると言われた。

Junko様48歳女性
1ヶ月前に神経ギリギリまで歯を削りました。
お医者さんからはなんとか神経が露出することはなかったと言われましたが、しばらくは痛みを感じるだろうと言われました。
その後、やはり冷たいものや硬いものを食べたりすると痛みを感じることが多かったので、別の病院に行ってレントゲンを撮ったところ、神経ギリギリまで削ったはずなのに詰め物と神経の間が空いていて、その病院では神経に近くないよと言われました。
第二象牙質が出来てくると聞きましたが、そういうことなのでしょうか。
それともレントゲンの角度等が理由で見えなかっただけなのでしょうか。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
むし歯が神経(歯髄)まで近いと言われたんですね。
レントゲンで見るとそうは見えなかったんですね。
歯髄まで近い、というのは何をもって判断したのか、なかなか判定は難しいところです。
あと1mmなのでぎりぎりという先生もいれば1mmもまだ余裕があると説明する先生もいるでしょう。
実際に中を見てみると歯髄が赤く透けて見えることもありますし、髄角といって神経の端っこが角のように伸びていることもあります。
そのようなものはレントゲンで判定することは難しいです。
軟化象牙質もすべて取らないといけないわけではなく、それをとらないことによって歯髄を保存するという方法もあります。
レントゲンなどの検査の結果と実際の立体的な状態とはなかなか100パーセント一致することは難しく、それが臨床というものなんです。
(よくテレビでも手術のシーンがありますが、どれだけ術前カンファレンスをして検討していても実際に開けてみたらこうだった、ということはよくありますよね。それと同じことが言えるんです。)

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
問題ないように思えます。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
はじめに処置をしてくださった先生が一番状況が解っているはずですが、詰め物と歯髄組織との間に詰めた物が造影性の低い材料だったりすると、歯髄までの距離は十分あるように見えるでしょうし、歯髄も髄角と言って尖っている部分がありますので、その部分に近接していたのかもしれません。
1か月で二次象牙質が十分形成されるとは思えません。
暫く様子を見てもよいのではないでしょうか。

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