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2020/02/21
詰め物・被せ物 治療後

かけたレジンを詰め直してもらってから鈍痛があり不安です。

三元豚様34歳女性
先日、古くなったレジン（ほんの少しだけかけておりましたが、しみるなどの自覚症状は全くありませんでした。）を詰め直してもらったのですが、それから約一週間経つのですが、痛みなどがあり困っています。
医師からは2,3日は様子を見るよう言われており、様子を見ておりました。
具体的には、冷たいものを食べるとその後10分ほどジーンと鈍痛のようなものがあること、硬めのもの（肉等）を食べると圧がかかったような痛みがあることです。
治療前は全く問題ありませんでしたので、もしかしたら削りすぎ？などの医療過誤ではと心配になっております。
治療前はこのようになる可能性などの全く説明はなく、“ただの詰め直し”と思っておりましたのでびっくりしております。
このようなことよくあるのでしょうか？
医療過誤の可能性は考えられるのでしょうか？
ご意見承れましたらよろしくお願いいたします。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
詰め直しをすると新たにどうしても削るところが出てくるので、しみる可能性はどうしても出てきます。
適切に処置をしてもうまくいかないこともあるというのが医療です。
（例えばがんの治療でもなんでも、適切に手術をしたけど再発した、というのは医療ミス（医療過誤）ではありませんよね。）
レジンの詰め直しにしても適切に処置をしても痛みが出てしまうことはあり、医療過誤というものには当てはまらないと思います。

酒井　信　先生からの回答

酒井　信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井　信先生
詰め治す前に、痛みを感じなかったとしても、欠けた部分からの二次齲蝕で内部で深くまで齲蝕が進行していた場合は、詰め直した後に痛みを感じることはあるかもしれません。
また、基本的に歯とレジンはくっつきません。
くっつかないと、隙間に水分が入ったりしてしみや疼痛の原因になります。

そのため削った歯の表面を薬液で処理し接着するように工夫していますが、レジンは硬化反応する時に収縮する性質を持っています。
詰める量が多かったり、深かったりした時に収縮量が大きいと、しっかりくっつかない部分が出ることもあります。
そのような部分があると、充填後、咬んで痛みを感じたり、水がしみたりすることがありますので、その場合は詰め直したほうがよいと思います。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
このお話からすると、医療過誤のレベルの問題ではないように思います。
材料の相性がよくなかったり、また再度詰め治すことで解決すると思われます。

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