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歯の根の根管治療について

ロッキー様35歳男性
症状が出始めたのは四日前でした。

左の前から2番目の歯が下の歯と接触した時に少し痛みがあり、次の日の朝にその痛みが増していたためかかりつけの歯医者に行きました。(痛みのある歯は4年前ぐらいに神経を抜き、根管治療も終えていました。)

レントゲンを撮り、特に異常がなかったのでその日は痛み止めを処方してもらうだけでしたが、その日の晩に激しい痛みで目が覚めもう一度歯医者に行き、被せ物をとってもらいました。歯にひびがはいっているか、割れているかもしれないと言われましたがそのような症状はありませんでした。もともと4年ぐらい前から歯の根元付近の側面のところに黒い影があり、その影がかもしれないということでの溜まっている部分を開けてもらいました。

しかし、開けただけで特に消毒もせずに蓋をして仮歯をいれ治療が終わったのですがこの治療法はあっているのですか??歯に関して無知ですが質問をして回答をもらったのは、「根の深い部分で入口が小さいからまだ治療できない。とりあえず歯茎が腫れてくるはずだから腫れたらその部分をきったら、痛みが治まる」と言われました。多分、そのあとに本格的に消毒をしてくれると思うのですが、僕の疑問は最初から消毒して歯の奥にあるをとってもらえないのか?ということです。

今は、痛み止めを飲んでいますが痛みはあり仮歯が下の歯に当たるといたみがあります。また、関係のない隣とその隣の歯にも少し痛みがあります。
微熱がありここまで痛い経験をしたことがないのでとても心配です。
長くなりましたがよろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
2番目の歯の根っこのあたりの炎症ということですね。

ただその原因が今のところはっきりとしていないということだと思います。
この海のたまっているところを開けるということの意味がよくわからないのですが、根っこの中から開けて行ったということでしょうか?
それとも歯茎を切って開けたということでしょうか?

わかりやすいようにレントゲンで黒くなっているところをがたまっていると説明していますが、実は正確には骨が炎症によってなくなってきているという状態をあらわしており、必ずしもがたまっているというわけではありません。

炎症が起き、体が反応し、白血球が集まってきて細菌と戦い、その結果としてがたまってきて歯茎がはれてくるという反応が起こってきます。
なので今のうちにがたまるところに通路をつけておくことで張れることによる痛みを軽減することができるので、今のところ処置としては間違いではありません。

根っこの管を開けているのであれば消毒の薬を入れていると思いますし、歯茎を切っているのであればそこから圧力は抜けます。(歯根の先のほうの横の部分が黒くなっているということから考えると、側枝、歯根端の破壊、セメント質剥離、根っこの先の亀裂、バイオフィルム感染、など様々なことが考えられます。レントゲンではこの細かいところまでは判定できません。)

痛みを取るということが一番の目的だからと言っていきなり抜歯はしませんよね。
処置としては出来るだけ少ない侵襲で、処置することが基本ですから、原因がわからないうちは基本的なところから処置をしているんだと思いますよ。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
お話からすると、根の先に膿の袋が存在するような気がします。
きちんと根の先の消毒をする必要な気がします。
咬み合わせた時に痛みがあるということも含めて、きちんと根の先の消毒あるいはそ
の歯の保存の可否を判定してもらうことが必要だと思います。

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