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詰め物に段差がある歯の歯茎が赤く腫れています。治療について。

カミーユ様42歳女性
数年前に左上の奥から4番目の歯の治療後(笑った時に見える側の虫歯を削り詰めてもらった)、歯の表面(歯茎から2,3ミリくらい)もそして歯茎の中まで詰め物がひろがった状態で歯と詰めたものの段差が全体的にありました。
歯茎の被さる箇所にも段差があるまま数年過ごしていました。
なのでその箇所は治療後、最初から歯肉が寄ったような感じで若干赤くなっていました。
ですが、12月に風呂のシャワーを強く当ててしまったことでばい菌が入ったのか、食いしばりや年齢などが関係しているのかわかりませんが、歯茎が赤く腫れて赤い中にもポツっとした出来物?から白い膿がちょっとだけ出たりするようになりました。
行きつけの歯医者ではない別の歯医者でレントゲンで見てもらったら虫歯ではないです、口内炎みたいなものです、と言われ1ヶ月以上経ちますが、ましになったりまたできたりの繰り返しでした。
そうしているうちに行きつけの歯医者での定期検診の日が来て、歯科衛生士さんには歯肉炎ですね、段差が磨けていないですねと言われました。
そもそも上の歯の歯茎の中にある段差は磨くのが非常に難しく、衛生士さんが先生にこの段差をなくしてもらうか詰め直すか判断してもらいましょうと言われて2週間後に先生に見てもらいましたが、とりあえず1回段差の部分を磨いてみて様子を見て、2週間後にダメだったら詰め直しましょうか、と言われました。

ちょっと疑問なのですが、もし2週間後に詰め直しをしたら問題が解決するものなんでしょうか?
また、そもそも最初から段差があるままで治療オッケーなのでしょうか?
何か意味があって段差を残していたのでしょうか?
忙しい先生でなかなかゆっくり話を聞いてもらうのが厳しいです。
一人にかかる時間は実質5分〜7分以内かと思います。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
詰め物の段差があり、そのために歯肉炎になっているんですね。
もちろん段差がないにこしたことはありません。
また少々の段差でほとんど問題なかった段差が歯茎のキワぎりぎりだった場合、後々歯肉が腫れることによって歯茎の中になってしまうということもあります。
ただ日本の保険制度の中では、とりあえずむし歯を削って埋めるという処置を行うということでしか評価はなされません。
そのうえで出来るだけ丁寧に行っているところが競争で生き残っていくというのが日本の保険での治療の仕組みです。
ですから段差が気になるのであればそれをきちっとできる歯科医院を探さないといけないのですが、歯ぐきよりも下のところの詰め物をミクロ単位で段差をなくすということを保険で行っているところはほぼないと思います。
ですからより高度なものを求める患者さんにはぜひ、保険外でより丁寧な治療を行ってる歯科医院を探していってもらいたいと思います。
マイクロスコープを使って段差なくきちっと詰めて1時間かけて保険では3000円という診療報酬にしかならないとしたら、、、材料費、人件費など全くの赤字にしかならないという現実もご理解ください。
(ちなみに諸外国、先進国後進国含めて充填の値段は3万円からが普通です。)

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
おそらくですが、詰め治すということは歯を削ることにもなりますので、そのあたりの考え方かと思います。
段差に関しては、どの程度かわかりかねる部分もあります。
ですので、忙しいことはわかっていてもきちんと聞きましょう。

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