かぶせ物の種類についてですね。
それこそ山のようにあり、どれがいいのかは患者さん、歯科医師それぞれで好みがありメリットもデメリットも様々あります。
プラークの付きやすさ、付きにくさでは
セラミック系が有利ですし、審美性でもセラミック系が有利です。
強度でいうと金属が強いですし、その次には
ジルコニアというものあります。
オールセラミック、イーマックスというようなものもあります。
またそれらを組み合わせたジルコニアボンド、
メタルボンドなどもあり、もちろんそれぞれにメリット、デメリットがあります。
強度があり壊れないという面はメリットにもなりますが、壊れないイコールその力がダイレクトに
歯根にかかり
歯根破折を起こす、というデメリットにもなりえます。
ある程度壊れるということも歯を守るためには必要な要素と考えれば単純にデメリットとは言えません。
メタルボンド、ジルコニアボンドなどはフレームワークで様々な工夫もできます。
このようなことを書いていけば本数冊以上のボリュームになり、書ききれるものではありません。
そういう意味で歯科医師も個人個人で好みがあり、推すものが違います。
私もこれが良いと一つに限っているわけではなく、患者さんの好みや、交合の状態、様々な状況などを考慮してお勧めするものは患者ごとに違いますから、よくよく歯科医師と相談して決めてください。
