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ご相談

2019/08/17

虫歯ではない歯を削ったことで、再治療を繰り返すのではと不安。

しか様29歳男性
1年前くらいに、前通っていた歯医者で前歯の治療をしました。
特に痛みはなかったのですが、「前歯に着色が付いているので削って綺麗にしましょう。前歯は見た目を左右しますからね」と言われた為です。
削る時はかなり痛かったのですが、麻酔をかけるほどではないと言われ、そのまま削られて白い詰め物をしました。

ところが、今日別の歯医者(前のところはいつまでたっても治療が終わらないのでおかしいと思って変えました)でクリーニングをしたところ、衛生士さんに「着色が付いているところがあるので落としておきますね」と言われたのです。
私が「着色って虫歯じゃないんですか?」と聞くと、「着色はただの汚れなので、クリーニングで簡単に落とせますよ。着色ぐらいで歯を削ることはまずあり得ません」と言われました。

そこでようやく前の歯医者に騙されていたことに気づきました。
患者の知識がないことをいいことに、問題のない歯を削りお金を騙し取るなんて、本当に許せません。
本来なら訴えたいところですが、もう前の歯医者には通っていませんし、訴えたところで削った歯が元に戻ることはないので、そこまでは考えていません。

ただ、虫歯ではない歯を削ったことで、この先もずっと再治療を繰り返し、歯の寿命も短くなってしまうのではないかと不安です。
実際、前の歯医者で治療した歯の殆どが再治療が必要になっていますし、その前歯も早くも変色してきています。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
着色だけで削ったのなら言語道断ですが、本当に着色だけで削ったのか、脱灰して着色していたのかは今となっては解りません。
隣接面はブラッシング時に毛先が届かない部分なので、着色もしやすいし虫歯にもなり易いところです。
補助刷掃具の使い方も含めて口腔管理の仕方の指導を受けてください。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
前歯の着色を削って埋めたんですね。
着色という言葉はとても難しいですね。
表面に汚れがついていると、これを着色と言います。
でもエナメル質形成不全などで、エナメル質そのものが変色している場合も着色と言います。
むし歯による着色というものもあるでしょう。
(ただ削らないでいいような場合もあります。)
着色というのは色が変わっているということとあらわす言葉なので、着色だからむし歯ではなかった、ということは言えません。
むし歯でなくてもエナメル質の変色に対してできることは削って埋めるということです。
ですから前医がやらなくていい治療を行ったということは証明できませんし、やはり実際には表面を磨いただけではその変色を取ることは出来なかったんだろうなと想像します。
そしてうまい具合にきれいに詰めてくれたおかげで、次の歯科医院では表面の研磨だけで歯を白くすることができていると考えるほうが自然ですし、理にかなっています。
もし保険で詰め物をするのであれば削って痛いほど削らずに埋めるほうが楽ですし、そうまでして歯の色を治すということは考えられません。
歯の色が変わってきやすいというのはレジンという材質のためで、保険診療の限界です。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
きちんとメンテナンスをする事で、長持ちさせることができるのではと思います。

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