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2019/07/13
インプラント 治療疑問

骨が薄くてインプラントができないと言われてしまいます。

チャチャ様52歳女性
主人なんですが、今回歯を抜いた後レントゲンをとって歯茎の状態をみると過去の治療につかった薬(他歯医者)が 異物として歯茎内に散らばってる、今回異物は取り除いたが骨も薄くてインプラントどころではない、と入れ歯を勧められました。
骨が薄いとインプラントできないのですか？
他では、骨粉をつめてしばらくしてからインプラントをしてもらいました。
ただ、歯茎が短く歯が長いみっともないインプラントをされたので、今回調べてこちらの歯医者にしました。
いつも行くと、難しい、難しいと言われるそうです。

酒井　信　先生からの回答

酒井　信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井　信先生
インプラントはご承知のように骨の中に歯の代わりになるものを埋め込んでそれに土台をさしこんで被せます。
歯周病などが原因で、歯を失うまでに歯が埋まっていた骨が吸収してしまうと、インプラントをするための骨が浅くなってしまっています。
下顎には、下歯槽神経と言って神経の束が走行している管が骨の中を走っていますので、その部分を無視して埋めることはできません。
上顎は上顎洞といって鼻の穴に通じる空洞があり、臼歯部ではそのままでは骨の深さを確保できないケースもあります。

浅い骨の中になんとか埋めて、被せた場合は、対合する歯と噛み合わせようとすると、当然歯は長くなります。
短いインプラントよりも、長いインプラントのほうが長期的に強い力に耐えられることは想像に難くないと思います。
上顎の場合は、骨が浅ければ、上顎洞の中に骨を造って長いインプラントを埋め込むことはできますが、それでもお口の中の骨のレベルは変わりません。
やはり歯は長くなります。
歯を生理的な長さにするには、吸収した骨に上乗せした状態を確保する必要があります。
どの程度の上乗せが必要なのか解りませんが、多い場合は骨移植が必要になります。

勿論、長さだけでなく、骨の巾もある程度必要ですので、厚みが無い場合は幅を広げる処置が必要です。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
インプラントについてですね。

> 骨が薄いとインプラントできないのですか？
> 他では、骨粉をつめてしばらくしてからインプラントをしてもらいました。

そういう方法で出来ることもあります。
ただ難易度は非常に高くなってきます。


> ただ、歯茎が短く歯が長いみっともないインプラントをされたので、今回調べてこちらの歯医者にしました。
> いつも行くと、難しい、難しいと言われるそうです。


骨の幅を広げるということだけでも難易度が高いのですが、垂直的な高さまで骨を作るとなると、もっともっと難易度が高くなり手術回数も一度ではなく数回、費用もそれなりにかかってくると思います。
今の先生は難しいので出来ないということなら、できるという先生を探すしかないと思います。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
できれば、他のインプラント専門のところを受診して、診てもらいましょう。

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