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ご相談

2019/07/13

詰め物・被せ物治療疑問

歯ぎしりで摩耗した歯を削って被せ物をする必要があると言われた

そうじ様45歳男性

40歳男性です。
長年の歯ぎしりにより歯が摩耗し、表面のエナメル質もほぼなくなってきている状態と、掛かりつけの歯科医に言われました。
就寝時のマウスピースも長年使用してきましたが、もうそれだけでは防ぎようがなく、歯ぎしりをしにくくするための歯列矯正が必要とのことです。
また、歯の表面が歯ぎしりしやすい形状にすり減っているため、矯正だけでなく全ての歯を削って被せものを行う必要があるとも言われました。
被せものは1歯10万円で、矯正と合わせて約400万円だそうです。
治療期間も3年以上はかかるとのことでした。
疑問なのは歯ぎしりによる摩耗がほぼない歯も含め、すべて削って被せものをしなくてはならないということです。
そもそも健康な歯まで、わざわざ削りたくはありません。
長年お世話になってきた先生ですが、今回の説明はちょっと腑に落ちません。
このような処置は一般的な歯科医の見解としては妥当なのでしょうか？

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

歯がすり減ってしまっているんですね、
治療方針には様々あります。
今言われているような治療方法が一般的かということですが、一般的というのが大多数の人と言ことであれば一般的ではないと思います。
矯正する人は一般的か？少々歯並びが悪くてもしない人のほうが多いですから一般的ではありません。
被せをするのにたいていの人は保険で銀歯にしますから一般的ではありません。
でもどちらがいい治療かというと、保険外のほうが一般的に治療技術ももちもより良い理想ということが言えると思います。

今回言われた治療方法は今考えられる一番の理想の治療なんだと思います。
ホテルに泊まるのにスウィートに泊まる人は少ない、一般的ではありませんが泊まる人が全くいないわけではありません。