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被せ物をした歯がしみる。親知らずの抜歯も勧められ不信感。

ま様30歳女性
右上4〜6の3本にハイブリッドインレーを被せたのですが、被せ物をしてからずっと冷たいもの、温かいもの、風などがしみて痛く感じてしまい、通院の度に手直し(ボンディングや薬の塗布)をしてもらっていたのですが(現在で3回目)なかなか改善されず、先日違う歯を保険内のプラスチックのもので古くなった詰め物の詰め直しをしてもらったのですが、その歯もしみてしまい、治療についてとても不安と不信を感じてしまっています。
ネットで詰め物を詰めた時にしみるなど色々検索してはみたのですが、どうも当てはまるものがなく……。
一応先日行った時に「しみた歯の痛みが1分ほど続いたり、普通に痛むようなら神経を潰したりしないといけないかもしれない」と言われたのですが、何とも微妙な心境です。
実際痛みはそんなに長くないです。
知覚過敏なら仕方ないですが、歯の治療前はしみなかったので。
親知らずも生えているのですが、歯並びに並んで綺麗に生えています。生活にも特段支障はありません。
ただ虫歯にはなっているので治療してくれたらな、とは思っているんですが、その医院さんはすごくその親知らずを抜こうと話を持っていくので、怖いです。
抜歯を勧める理由も分かるのですが、あまりにガツガツ「今日この麻酔でも抜けますけどどうしますか?」と他の歯の治療で麻酔中なのに抜く前提で話をされるので、どうしてもまぁネットで見た話ではありますが、点数稼ぎなのではないかと疑ってしまいます。
無痛治療を推している医院さんなので通っていましたが、治療後が痛いのは無痛治療の意味がない気さえします。
元々歯医者さんに対しての恐怖心が強いので、これ以上苦手にはなりたくないです。
素人なので感じた事だけになりますが、ご意見のほどよろしくお願い致します。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯髄というのは歯の中の肉の組織のことです。
熱い、冷たいもすべて痛いと感じるために歯の神経と言われています。
歯髄は削ったりする刺激によって炎症を起こします。
(炎症反応は外来刺激に対する反応のことでこれを止めることはできません。)
炎症を起こすと充血して過敏になります。
これが知覚過敏です。
もともと痛くなかったということですが、ゆっくりと進行する虫歯などでは痛みを感じなくてもその虫歯をしっかりとると痛むようになるということはよくあります。
歯髄に近い場合、その炎症が治まらず、神経を取ることになるということも普通にあり得る話なんです。
最初から絶対しみないようにということであれば、最初から神経をとる必要がありますが、そこを無理して何とか残そうとしているというのが実は現状なんです。
象牙質まで虫歯が進行した時点で、象牙質には象牙細管という無数の穴が歯髄まで開いているので、顕微鏡レベルではツウツウになっているということは歯科医学的には当たり前のことなんです。)

親知らずに関しては状況がわからないので何とも言えませんが、急に激痛になった時などに、あの時抜いていれば、とか、なんであの時抜いたほうが良いと勧めてくれなかったんだ、というような相談がここにもちらほらあります。
親知らず虫歯は奥だと器具も入りづらく、それこそ手を付けたら痛みが出てしまうことも多く、かといって神経を取ることが非常に難しく、となると抜歯をできるならさっさと抜いておいたほうが良いという考え方もあながち間違っているわけではないと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
詰め直しをされたみたいですが、もし可能であれば一度仮のセメントで経過を見てみるのも良いのでは、と思います。

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