歯のお悩み相談詳細

ご相談

治療を始めてから歯が痛むようになり、提案された治療にも不安。

ひな様51歳女性
左下の奥歯が何年か前に虫歯になり、被せ物をしていました。
その被せ物が取れたので、以前とは違う歯医者さんで治療を受けています。

その歯医者さんでは、以前の根っこの治療が不十分、もう一度根っこの治療をした方が良い、また歯が半分しかないので抜くことも考えた方がいい、と言われました。
何年か前に治療をしてからは全く痛みはなく、被せ物が取れてからも痛みは全くなかったのですが、治療を初めてから歯が痛み出しました。
通院して3回目ですが、初めての治療からずっと歯の痛みが止まりません。
抗生物質を3日分貰いましたが痛み止めは貰っていないので、市販の痛み止めを毎日飲んでいます。
最初の治療の時に、私は歯を抜かずにもう一度被せ物をしてもらうようにお願いしました。
その時に、土台のために穴を開けたと2回目の治療の時に聞いたのですが、その穴をピンセットで触ると血が出てきていました。
その時はまた根っこの治療をしたのですが、仮詰めもしないままでした。
そして3回目の治療の時に、このまま痛みが止まらなければ歯を抜くことを考えるように言われたのですが・・・治療に行くまで全く痛みがなかったのに、治療後から痛みが出たことに不安を感じています。
また歯が半分しかない場合は、本当に歯を抜くしかないのでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
根っこの治療についてですね。
すでに根っこが半分ということで残っている歯はとても小さなものだと想像します。
そこに土台を立てるために虫歯を削っていって、もしかしたら穴が開いている状態なのかもしれません。
そうなるとやはり抜歯をするしかないという状況だと思います。

被せ物が取れるというのは何らかの異常な状態です。
すでにそこの部分が虫歯になっていたり破折していたり、といったことです。
処置前には痛みがないけど処置を始めたら痛みが出るということは割とよくあることです。
でもそれが歯科医師の処置のせいだけというわけではないことをご理解ください。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
歯が殆どなくなっている場合は、被せるためには土台となる部分が必要です。
土台を立てるためには根の中に穴を掘っていかなくてはいけません。
根の中が根の先まで十分に治療が施されていれば穴を開けても大丈夫ですが、詰めているお薬が途中までだと穴を開けたとき不十分な部分から根の先までお口の中と交通してしまいます。
充分に治療が施されていないということは慢性の感染があるということですが、土台を入れるためにはしっかり治療して塞いでおかなくてはいけません。

慢性の状態の再治療というのは、事前に十分に説明をして納得して頂かないと今回のように不平・不満・不信感がおきやすいです。
痛みのない状態でも、慢性の感染がある部分を治療と称して刺激すると、症状が発現し、急性化することがままあります。
いずれは治まりますが、その間は両者にとってちょっと辛いですね。

歯茎から出ている部分が歯の半分が崩壊していても大丈夫な時もありますが、逆に見た目大丈夫なように見えても象牙質が感染し柔らかくなっているところを削るとほとんどなくなってしまうこともあります。
第一大臼歯など半分だめでも、残りの半分を利用して被せることができる場合もありますので、先生に説明してもらって下さい。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
抜く抜かないというより、残せるか残す価値があるのかの判断が必要です。

歯科医院を探す

全国約68,000件の登録歯科医院より、お住まいの地域や治療内容にあった歯科医院を検索できます。

詰め物・被せ物に関するお悩み相談

お口の悩みを歯科医師に相談する

ログイン 歯の悩みを相談 歯科医院を検索