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2011/05/15

食事中の歯ぎしりについて

いちご様52歳女性
障害を持った肢体不自由児のこどもについてです。年齢は10歳です。

日頃から口が開いたままでよだれが多いです。口の動きは1ミリ程度の刻み食を食べていて、舌の動きがうまくなく、口も閉じにくいので、下唇の介助をして食べています。咀嚼の練習ではなく、舌の送り込みの練習をしている段階です。

日頃から時々歯ぎしりがありますが、食事を目の前にすると口があいて特に大きな音で歯ぎしりをし、よだれがだらだら出ています。食事中は、口を介助して閉じているので小さな音ですが、時々ぎりぎりとなります。

食事中に、なめらかな食事を食べているにもかかわらず時折歯ぎしりがなるのは、介助が下手なのでしょうか。何が原因なのでしょうか。

どうしたら食事中にならなくなりますか。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
障害者についてはそれほど詳しいわけではありませんが、決して介助が下手だからという理由で歯ぎしりがなるというのではないと思います。

歯ぎしりそのものも、それ自体をとめることは難しいです。
ただしているからと言って絶対にやめさせる必要はないと思います。
健常者でも夜間無意識に行っていることです。

10歳くらいというと歯の生え変わりの時期にあたります。
通常よりも遅いことのほうが多いですから、そのような生え変わりの乳歯をぎりぎりさせているのかもしれません。

特に心配することはないと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
なかなか難しい問題だと思います。

お近くに、障害をもった児童を専門に診察できる施設等があれば、そちらにいる専門の歯科医やスタッフ等に相談されることが良いのではないかと考えます。

稲澤 陽三 先生からの回答

稲澤 陽三
長崎県
稲澤歯科医院
稲澤 陽三先生
口唇を開けては食事はできませんので下唇を抑え摂食・嚥下の訓練は大切です。成長と合わせながら気長に訓練をお願いします。

食事の際はどうしても咀嚼筋群が緊張しますので歯ぎしり食いしばりは起こります。急には改善しませんので、現在特に手当は要らないと思います。

ただ食事前、そして食事中歯ぎしりが酷ければ、口の周りの筋肉のマッサージ、ストレッチしてあげて下さい。食事以外のときも歯ぎしりしてませんか?その時はスプリントが必要かも知れません。

担当医とご相談下さい。

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