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根の治療をした歯は痛みや腫れがなければ再治療しなくても良い?

ボタン様61歳女性
予防的にCTレントゲンを撮った時に、歯の根に丸く影があり、説明では「以前根っこの治療をしているが、そこが再び悪くなっている。痛みや腫れが出ない限りそのままにしていていい」ということでした。
CTで悪いところを見つけても何もしない、というのはどの歯医者さんでもそういう風に決まってるんでしょうか。
少し心配になり、質問しました。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
根管治療はある意味特殊な治療です。
本来生体が感染した場合、その感染源を取るというのが医療の基本であり、それを当てはめると、歯髄(歯の神経)に達したむし歯があれば、その歯は医学的には抜歯が基本となります。
ところが歯の場合根管の中を菌が活動しにくいくらいにまで消毒することにより、何年もその歯が使える、ということである意味無理やり歯を残すということが行われています。
根管の外にまでその影響が出て骨がなくなっているものを生体の免疫力を信じて根管内を清掃することにより骨が戻ってくるのを期待して歯を残しています。
(お医者さんからするとあり得ない治療です。)
一度骨がなくなってもまた戻る可能性が有るということで、現時点で骨がないからと言っても、それが今小さくなってきつつあるものなのか大きくなってきているものなのかの判断は、すぐには出来ません。
腫れ、痛み、が出る、という症状がなければあえてその歯をさわらないということもよくあることですし、処置をしようとして歯の寿命が短くなることもよくあることです。
根管治療は100パーセント成功するものではないということです。)
もちろん積極的に行ったほうがいいという考えの先生もいますし、正解はありません。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
根の先の影が、感染物であれば治療は必須で経過を追うことはないと考えます。

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