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奥歯の虫歯治療で銀歯を詰めたが物が触れると痛みます。

みっちゃん様35歳女性
右下奥歯の銀の被せ物が取れ、その際、元々銀を被せてあった歯と、当該歯と隣の歯との境目に虫歯ができており、ともに削りました。

銀の被せ物を作るまでの間の白いセメント?で仮詰めをしていた時は日常生活において何の痛みもなかったのですが、その後、新しく銀を被せた後は10日経った今も冷たい飲み物や食べ物が触れた際に、当該歯や隣の歯に刺激が走ります。
刺激の度合いはまったく和らいでいません。

ネットで調べてみると、二次象牙質というものができ、数週間から長くて数カ月程度で痛みが自然消滅すると書かれてあるのですが、現段階ではそのように思っておけばよいのでしょうか。
その場合、冷たいモノが痛みを覚える歯に極力触れないように生活を続けたほうが、早く痛みから解放されるのでしょうか。

お忙しい中恐縮ですが、分かりやすいアドバイスをいただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
仮の歯を入れているときは痛みがなかったけれども、銀歯を入れてから痛みが出だしたということですね。
金属のほうが熱伝導率が高くそのため冷たい温度が伝わりやすいということもあります。
また咬み合わせの高さが高いことによって、もしくは歯を横にずらした時に余計な力が加わるようになっているとそのことによってしみたり痛んだりすることがあります。
もう一度見てもらって少し咬合調整をしてもらって、それで経過を見ていくのがいいと思います。
それでも治らないようならはずして再度詰め直しや神経を取るなどの処置が必要になってくると思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
概ね治療終了後3週間経っても症状が変わらないときは、セメントとの相性も悪い可能性があります。
そのときは受診して見てもらいましょう。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
みっちゃん 様、初めまして。
むし歯の治療後の疼痛で御心配の事と拝察申し上げます。

実際にみっちゃん様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、一般的に深いむし歯を充填した後、しみたり、疼痛が発現する場合があります。
象牙質内の象牙細管を通して温度刺激、接触刺激、酸味刺激等が歯髄内の神経に伝わる為です。

1.症状が漸次減少傾向に向かう場合は、3カ月程経過観察です。
 歯髄腔内部に二次象牙質が造成して来て、神経が守られ、疼痛が消失する場合があります。

2.症状が漸次増加傾向に向かう場合は、歯髄炎に移行しつつあります。
 抜髄(神経を取る)に至る場合もあります。

仮歯は、一般的にプラスチックで作られる事が殆どです。
詰め物は金属ですので、仮歯に比較致しますと、比熱が異なる為、金属は熱の伝導率が良く、温度刺激に敏感になります。

今しばらく経過をみて下さいね。

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