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ご相談

2018/09/04

根(神経)の治療治療後

抜髄した歯が疼く。非歯原性歯痛とはなんですか？

正樹様50歳男性

以前にも質問しましたが、治療したはずの歯が疼きます。
右上の第一大臼歯です。
間歇的な疼痛です。
既に抜髄している歯です。
なのに疼きがあります。

非歯原性歯痛という可能性を聞きました。
若しくは口腔顔面痛と呼ばれるとか、なんとか・・・。
何ですかこれは？
歯医者に通って、今まで一度たりとも説明を受けたことが有りません。

余談ながら、非歯原性歯痛と診断されずに歯科医で抜歯されて、それでも痛みが無くならないという悲劇的な話も聞きました。
どういうことでしょうか、これは？
抜歯損ではありませんか！
こんなことが21世紀の日本で起こり得るのでしょうか？？
恐怖で身が震えます。
いざという時、最悪、抜歯すれば疼きは無くなると思っていた我が身としては恐怖で身が凍りそうです。
だって、この疼きが一生続くのかと思うと・・・。
もうね、なんか、泣きそうですよ〜(>_<)

ごめんなさいm(__)m
今、いささか混乱しています。
その為、纏まりの無い文になっていることはお詫びします<(_ _)>
でも、どの歯科医も、なぜ説明して下さらなかったのか？
そして、非歯原性歯痛という、名前からして矛盾した症例は一体何なのか。

ご教示くだされば安堵します<(_ _)>

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

疼痛に悩まされているんですね。

残念ですが現代の医療はすべてのことをわかっているわけでもありませんし、全ての病気を治すこともできません。
原因不明とされている病気は山のようにあるというのが現状です。
非歯原性疼痛というのは歯が原因ではない疼痛です。
例えば戦争で手足がなくなてしまった人にもなぜかその手が痛い感覚があるとか、そういったものに近いです。
整形外科の先生にもそのような疼痛のコントロールは出来ません。
脳のほうでそこの部位に疼痛があると感じているという状態です。
歯科医師はそこまでの診断も検査もできませんし、局所の問題をまずは取るということ、そのうえでそれがダメならその次の段階のことを考えるということが現在行われている医療の現状です。
そのことをどうぞご理解ください。