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保険外と保険内の根管治療は何が違うのでしょうか?

ゆうゆ様49歳女性
歯根嚢胞のため、根管治療をすることになりました。
保険外根管治療を勧められたのですが保険内の治療との違いを教えてください。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
保険保険外との違いですね。
保険での治療というのは必要最低限の処置を行えばその質は問われません。
もちろんそれだけでは競争に勝てませんからそれぞれの歯科医院で、出来るだけ丁寧にできる範囲でできることをとやっているのが保険診療です。
例えば保険では前歯の根管治療の費用が4000円くらいになります。
でもそれで人件費や時給(スタッフの分も含めて)、材料、その他諸々を、となるとその歯にかける時間を2時間かけられるかというとどう考えても無理なことはわかると思います。
保険外ではそのような制限なしに今歯科医学的に考えられる最高の処置を、時間もしっかりとかけて行うことができるということが大きな違いです。
マイクロスコープを使うところもあるでしょうし、その他MTAセメントという保険では使うことのできない1g5千円ほどする材料を使って根管充填するということも、費用を考えなければ出来るでしょう。
保険の4000円の収入(3割負担ではなくて10割で4000円ですよ。)で5000円の材料を使うことは不可能なことはわかると思います。
同じ根管治療と言っても必要最小限の処置を行えばOKというものと、出来る限り最善の処置を目指すものではその考え方そのものが大きく違っています。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
顕微鏡を使う治療と使う薬剤の違いかと思います。

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