根尖病巣についてですね。
> (1) 現時点で自覚症状のない
根尖病巣の様子見というのは、症状が出たら
抜歯、という意味なのか
今は手を付けないということだと思います。
> (2) (1)がNOだったとして、現時点で自覚症状のない
根尖病巣について、時間の経過と共に治療の成功率が下がるようなことはないのか?
あり得ます。
> (3) 今の歯医者さんにかかりつつ、他の歯医者さんでの治療を希望することは、失礼に当たったりしないのか?そのような希望は、どのように伝えるのが一番角がたたないか?
これについては私もよくわかりません。
今自覚症状がない
根尖病巣ということですが、
レントゲンでは今骨の状態が
根尖部で骨の成分がないということしかわかりません。
感染があるのか、もうすでにないのか、感染があっても生体の免疫力によって抑えられる程度なのか、それともだんだんと免疫のほうが負けている状態なのかそういうことはわかりません。
何年も何十年もその状態で過ごす方もおられますし急に腫れる方もおられます。
今の状態で外してちゃんと治癒するかどうか、それがわかるのはもしうまくいったとしても数年先ですし、痛みが出たり、歯にかぶせをしているものを取ったり土台を取ったりすることによって歯にダメージが出て
抜歯になる可能性もあります。
痛みが出だしたりすることも可能性としてはあり、そうなるとやぶへびです。
うまくいくならやるけどそうでないならやらない、ということを事前に判断することは出来ません。
そういうこともあるので、私も症状のない状態で外したら
抜歯になる可能性があるものに手を付けることはしません。
今後2年3年たって同じように
レントゲンを撮って
病巣が大きくなっているとか
歯茎が腫れるとか痛みが出るということがあれば、それよりは治療をしたほうがいいと判断するかもしれません。
もちろんその間にどんどん
抜歯に近づく可能性があることは事実だと思いますが、メリット・デメリットをよくよく考えて処置を決めるほうがいいと思います。