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ご相談

2018/05/15

その他治療後

虫歯の痛みと思い治療されたが知覚過敏でした。

とくになし様45歳女性

虫歯の痛みと誤診されて歯を削られましたが、その後、かかりつけで知覚過敏との診断がおりました。
虫歯でもない歯を麻酔もかけずに削られてしまったこと等もあり、対応にかなりショックです（歯の噛み合わせや歯ぎしりの癖からきているものと、かかりつけの歯科医に後日言われました）。
後日受診したかかりつけ歯科医は、しみどめの薬を塗布した以外は何も処置せず、現在、私の歯は詰め物が取れて黒い物が見えています。
かかりつけ歯科医は、休日診療でどの歯に対してどのような処置をしたか、繰り返し私に説明を求めてきたので、正直にお伝えしたのですが、削られた箇所の処置をしませんでした。
私は今後、どこに相談していいのか分からず困っています。
何かよいご提案がございましたらご教示頂きたいと思います。
宜しくお願いします。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

歯に痛みがあって休日診療所に行ったんですね。
知覚過敏というのはかみ合わせ、歯ぎしり、食いしばり、TCHなどによって歯に負担がかかり、歯茎付近に応力集中が起きることによってミクロもしくはもう少し大きなひび、徐々にですが欠損が起きることによって象牙細管が広がりしみるという症状を引き起こすものです。
歯頚部辺りでは脱灰も起きやすく、むし歯、というのと知覚過敏、ひび、亀裂、というのは実はあいまいな区別であり、重なり合っている部分も非常に多いです。
単純なものではありません。
したがって知覚過敏の処置としてかみ合わせを少し削るということはよくある処置であり、すでに休日診療所でその処置をしているのでかかりつけではさらに削っていないというだけだと思います。
休日診療所では痛みがあるということで取りあえずの処置として咬合圧を下げるということをすることも多く、そのおかげでしみ止めも効いているということでしょう。
削られた、ということは当てはまらないということです。
知覚過敏に関しては経過を見て、さらにしみるようならもっといろいろな処置を行う必要も出てきますし、場合によっては神経を取る必要がある場合もあります。