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神経が死にかけている状態とはどういうことですか?

たろ様32歳女性
先日歯が痛いので歯医者に行き、知覚過敏だと言われコーティングだけして帰されたのですが、あまりにもなにもしてなくても痛いのでもう一度受診し、前歯の神経を抜いて貰いました。
そしたら先生に『歯の神経が死にかけてたみたいだね』って言われました。
歯の神経が死にかけるとはどういう状態ですか?
先生が『歯をぶつけたりするとこういう症状がおきる』っておっしゃってたのですが正直ぶつけた記憶はありません…。
なぜ神経が死にかけてしまったのでしょうか…。
ちなみに神経が死んでしまったまま放置していたらどうなってましたか?

また歯が痛んでいるときにまったく健康であるはずの奥歯も痛んでたのですが、この歯も神経が死にかけてるのでしょうか?
それとも前歯の神経の痛みのせいで奥歯も一時的に痛んでいただけでしょうか?
そういうことはありえますか?

神経のことはぱっと見やレントゲンじゃわからないので他の歯は大丈夫なのか不安です…ちなみにレントゲン虫歯はありませんでした。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯の神経、歯髄という組織は歯の中という硬い組織に囲まれた中にある肉です。
歯に亀裂、細菌感染の経路が生じるとその硬い組織の中の肉も細菌感染を起こします。
それとは違い外傷が起きると、歯の中の歯髄に入っていた血管が切れ、そのために歯髄組織が死んでしまうことがあります。
死んだ組織というのは、細胞が死んでしまうという状態になります。
ほかにも歯髄に炎症が起きると、歯髄組織が炎症により腫れようとするのですが、歯髄の体積はかたい組織に囲まれているので当選体積は変わりません。
そういう中で歯髄の細胞が自滅するということもあります。

実際には本来歯髄にまで達した時に正常歯髄ならきれいな歯髄が出る、半分死んで感染してるのならが出て出血を伴う、もしくはなんかドロドロしていて普通の歯髄とは違う、出血が全くなくかすかすになっている、などで死にかかっているのかどうかというのが開けた瞬間にわかります。
そういったことを観察しながら歯科医師はその後の処置を考えていきます。
(正常ではない状態の場合、やはり歯髄を取る、神経を取るという処置が正しく、いくら神経を残すための努力をしていたとしても、痛みが続いて結局はよりひどい状態になって根管治療になってしまうということが考えられます。)

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
歯の神経ですが、痛みによってダメージを受けまた感染等で死んでしまうことがあります。

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