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ご相談

2018/03/24

根(神経)の治療治療疑問

問題ないと言われていた歯の根に膿が溜まっていることがわかった

はまこ様44歳女性

左下の銀歯が被せてある歯について。

最初のころは噛むとき違和感を感じ、ぐっと噛むことがしづらいのを伝えた所、特に虫歯もないから大丈夫と言われました。
その後何度か歯医者に行くたびに痛みを訴えたのですが、知覚過敏だと言われたり、噛み合わせが悪いと何度か削られ、そのうち何ヶ月も経った頃ついにズキズキ痛み出し、眠れないほどの痛みになり、自分で持ってた痛み止めを飲まないと頭痛がするほど激痛が始まりました。
すぐに歯医者に行っても、虫歯じゃないからと言われ、また噛み合わせを調整すると削られ、痛み止めも処方されず帰されました。

どんどん痛くなり、痛み止めの効果が無くなればすぐに飲まないと耐えられない状態となり、また歯医者に行って、そこでレントゲンを撮っても神経のチェックをして異常はないと言われ、また特に治療せず終わりました。

翌日、別の歯医者に行くとすぐに根元に膿が溜まってることが分かりました。
あまりの激痛にその歯医者で治療してもらったのですが、歯は死んでると言われ神経も抜かれました。
こんなに酷くなる前から、ずっと痛みを訴えたのですか、わからないものなんですか？
誤診とかには問われないんですか？

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

痛みの原因がわからなかったとしてもそれは誤診とまでは言えません。
例えばよくテレビで様々な病気で何年もその原因がわからなかったという話がありますよね。
その分かるまでに見た先生はすべて誤診ですか？
結局なぜその歯の神経は死んでいたんでしょう？
神経のチェックをしたと書いてありましたがどのようなものでしたか？
その結果神経が生きていたということであれば、その時点では本当に生きていて判断が間違っていなかった可能性もあります。
（神経がゆっくり死んでいくときに、痛みがあり神経は生きている反応をするけれども、その数日後には新で腐ってくるという現象もあります。すなわちどちらの先生も間違いではないということになります。）

ただ痛いということだけではそれだけ判断が難しいということです。
（最初の時点でいきなり神経を取ったり、ひびかもしれないからと言って抜歯をしたらそれが痛みをとる方法なので良かった、と納得したでしょうか？）