ラバーダムについてですね。
> 使わない理由として、手間が掛かって面倒、そして保険点数が低い、という歯科医の怠慢及び経営上の理由を聞きましたが、これは事実でしょうか?
だいたいその通りです。
少し訂正すると保険点数が低いのではなく点数がありません。
怠慢といわれるとそうかもしれませんが、一概にそうとも言えません。
一般的に資本主義の現代において費用を払ってサービスを受けるのに払った以上のコストをかけることはふつうあり得ませんよね。
例えば100円で仕入れたものを70円で売るというようなことはありえないということです。
ところがこの
根管治療においては常態的にそういう状態になっています。
少し調べればわかりますが、
根管治療の費用は世界では最低でも3万円から10万円、15万円の費用が掛かるとされています。
日本ではそれが高い奥歯でも6千円です。
丁寧に時間をかければかけるほど大赤字です。
根管治療だけでなく、型取りをするのも精密に採るには(例えば
自費の
セラミックなら)シリコンがいいということは常識ですが、それを
保険で使っていないから怠慢なのでしょうか?
様々なところで世界で一番良いとされている治療がコストの関係で制限されているのが
保険診療です。
いい治療方法があるのにそれに制限をかけているとすればそれは日本の保険制度であり日本の保険制度の怠慢といえます。
なので治療結果を最善のものにしたいということならぜひ
ラバーダムを使用してしっかりとした治療を行っているところを探すことをお勧めします。
(最初から
自費、もしくは被せは
自費となる確率は高くなると思いますが、そのほうがいい治療を受けることができると思います。)