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インプラントの周囲の歯肉は必ず歯肉炎になりますか?

sagane様51歳男性
もしインプラントをした場合、そこの歯肉は必然的に歯肉炎とバイキン侵入による歯槽骨の収縮からどうやっても逃れられないと思うのですがどうなのでしょうか?
教えてください。

インプラントは天然歯ではないので歯肉と人体組織(紐状のもの?)での合体ができないと思うので、常に超深い歯肉ポケットが無防備に存在することになると思うのですが、ネットなどでちょっと見た限りではそのリスクが20%ぐらい(?)あるという程度しかデメリットが語られていないと思います。
そのギャップが不思議に思うのです。

違うケースでパラジウムのインレー歯肉深くまで入った場合は100%歯肉炎に悩まされることになると思うのですが、そのケースとインプラントの場合ではなにが違うのでしょうか?
歯肉と密着して歯周ポケットがなくなるというイメージがわきません。

というのも、現在私は上5番の歯の1辺がパラジウムクラウンが歯肉深くまで入っているので、そこの歯肉が炎症なのか、歯ブラシが入ったりすると痛いし、歯ブラシの固い部分で押すとほかの部分とは違った圧迫感が歯茎に来て、痛いとまでは生きませんが違和感でちょっと気持ち悪いのです。
それでこの状況を改善する方法を考えたりしていたときに上記の疑問が思い浮かびました。
もう改善する方法はなく一生の付き合いになってしまうのでしょうか。
簡単で大丈夫ですので上記の質問に回答いただければ幸いです。
よろしくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
インプラント周囲の組織像についてですね。
とても簡単に答えられるような質問ではないのですが、インプラントと骨が軟組織の介在がなく密着するというのがインプラントの原理です。
なぜそうなるのか?という点に関してはまだまだ答えがはっきり出ているわけではありません。
基本的には異物ですが、それが意外に長く何十年にわたって持っているという現象があるのでそれを利用しているというのが今のインプラントです。
歯周ポケットについてはちょっと難しくなりすぎるので割愛します。

今の歯についてですが、深いところにパラジウムが入っていたとしてもその段差セメントラインに細菌がいなければ歯茎が腫れることはありません。
とはいえこれは非現実的な話なのでどうしても歯茎より深いところにある金属との境目によって炎症が起きてしまいます。
その根っこを矯正的に持ち上げるとか、といった方法が考えられますが、保険の範囲内でということになると難しいかもしれません。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
インプラントは生体に親和性が高いので、生体の様式とは違いますがきちんと付着します。
ですので、担当の先生ときちんとお話をしてください。
それと、クラウンにつきましては、汚れがつかなければと思いますのできちんとメンテナンスし続けましょう。

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