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2017/04/17

抜歯予定の歯がある。ブリッジが駄目になった場合の治療法は?

正樹様50歳男性
抜歯する予定の歯があります。
右上の奥歯です。
抜歯後はおそらくブリッジになると思います。

しかし、このブリッジも時限的な処置で耐用年数が5〜10年と聞きました。
10年後、ブリッジが駄目になった時はどうなるのでしょうか?
今度は前後の歯も抜歯するのでしょうか?
恒久的な治療や処置は何処かに無いものでしょうか?

甚だ不安です。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
永久的なものはないと思われた方がいいと思います。
ですので、定期的なメンテナンスが必須になりますので、経過を追いながら歯を長く残す、そのような予防が必要です。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯がだめになってしまったんですね。
今の生活環境、習癖、何らかの問題、口腔内環境によって歯を失うことになったということはその問題点を解決しないと徐々に歯を失っていくということになります。
もちろんその前後の歯を削るということも歯の寿命を短くする一つの要因になります。

そして恒久的な治療方法というものはありません。
一度失ったものが元に戻ることはないからです。
歯科治療といっても元の状態に戻しているわけではなく、元の状態に近いように修復しているというのが現状です。
ブリッジがだめになった場合、もう一度ブリッジができる場合もありますし、だめなら抜歯になってその後は別の状態のブリッジ、もしくは入れ歯となると思います。
そうなるまでの期間をできるだけ伸ばすということはいろいろな努力でできると思います。

インプラントが一番長期的な予後はいいですし、前後の歯を削らないという意味からも有効だと思います。
日本では保険ブリッジのほうが非常に安いのでブリッジが多いですが、欧米先進国などではブリッジの比率はかなり低くインプラントが第一選択になることが多いと聞きます。
ブリッジインプラントで費用にそれほどの差がないからです。日本でも保険外セラミックブリッジをすることを考えるとそれほど大きな差は出ません。)

しっかり治療方法について研究して治療方法を選択し、残りの歯を守るように予防していきましょう。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
人工的なものである以上、恒久的なものを求めるのは難しいでしょう。
しかし、管理の仕方により長持ちさせることは十分可能です。

ブリッジについて言えば、まずブリッジの土台となる歯がその時点でしっかりしたものかどうかにより寿命は変わってきます。
歯周組織に不安のある場合は負担が大きくなる分条件は不利になります。
また、土台の形成の形が維持・保持に充分であるかどうか、装着に使用したセメントの溶け出しが無いかどうか、歯ぎしり食いしばりなどの有無などにより脱落の可能性もあるでしょう。
使用金属の劣化、セメントの溶け出しによる辺縁の二次齲蝕などが見られた時は、ブリッジの交換時期でしょう。
土台の歯さえしっかり管理できていれば、人工的なものは交換していけばよいと思います。

土台となっている歯がダメになった時は、再度大きな設計のブリッジになるか、ブリッジが無理なら、義歯インプラントでの対応になるかその時点で検討することになるでしょう。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
正樹 様、初めまして。
抜歯後の治療方法にご不安の事と拝察申し上げます。

一般的に抜歯後の治療用には、以下の方法があります。

1.部分義歯(取り外し式の義歯
殆ど全てのケース適用出来ます。(健康保険適用)

2.ブリッジ
欠点:前後の歯を削らなければならない。健康保険適用。

3.インプラント
健康保険外

初期費用がかかりますが、長い目で見ますと、3.のインプラントが1番お薦めです。

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