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2017/04/05
根(神経)の治療 治療疑問

根管治療中に器具が折れたようですが、説明がなく信用できません

えふ様31歳男性
根管治療で根を綺麗にする工程を5、6回ほどしています。
4回目ほどの段階で「掃除していなかった根が見つかった」と言われ、回数が伸びている旨を伝えられています。

問題は本日、また根の掃除をしていた時に、治療器具の棒が折れたようなのです。
根の治療をする際の器具が歯の中で折れた感覚を感じた時、医者自身も「折れた」といったセリフを言っていた気がします。

不安になりながらも、医者が何度も折れた器具を歯から取り出そうとしていたのですが、治療時間の30分を迎えた段階でなんの説明もなく「はい、今日は終わりです〜」と言われて、いつもは撮らないレントゲンを何の説明もなく、撮らされて治療が終了しました。

私からすると医者が
・ミスをしたことを隠すため
・さらには、時間がきてしまったため
といった理由から、治療を途中で終了しただけのように感じてしまいました。

明らかに説明がなさすぎて不安に思ったので「何か問題があったのでしょうか？なぜレントゲンを撮ったのでしょうか？」と去り際に聞いたら「薬が塗れているか確かめるためにレントゲンを撮りました。特に何もないので安心してください。」と言われました。

薬が塗れたかどうかを確かめるためにレントゲンを撮ることはあるのでしょうか？
根管治療中に器具が折れてしまうことは、仕方のない部分があるようですが、嘘をつかれている気がして信用できなくなりました。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
信頼関係も大事ですので、見つかりにくい根が見つかったことはいいことかと思いますので。
不安であれば転院も必要かと思います。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
根っこの治療はいろいろな器具を使い、どうなっているのかはっきりしない根っこの管を出来るだけきれいに清掃するという作業をする処置です。
器具が折れたということは時に問題になることもありますが、そのことだけでは問題にはなりません。
根管内の細菌が生体の許容範囲内に収まれば根管治療は成功します。
説明がほしかったということですが、ことさら不安にさせる必要性もないということから言わなかっただけかもしれません。
細い新たな根管が見つかったりしてその治療に時間がとられているようです。
治療途中にレントゲンを撮ることもよくあることなので、それが特別なことだとも思えませんし、任せていてもいいのではないでしょうか？

酒井　信　先生からの回答

酒井　信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井　信先生
抜髄処置ではなく、過去に治療歴のある感染根管処置だったと思われます。

根充と言われる根の詰め物を除去し根管を根尖（根の先端部分）迄拡大消毒する治療ですが、使用していたお薬の作用で根管が閉塞しているケースが多く、なかなか根尖まで到達するのが難しい治療です。
そんな時リーマーと言われるキリのような拡大機器が破折するということはまれに聞くことです。
もし、そうなら説明があってしかるべきと思われますが、そのことで不信感がぬぐえず継続した受診がためらわれるなら転院もやむを得ないでしょう。

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