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2017/03/11
ホワイトニング 治療方法

神経を抜いて変色した前歯を白くしたい。保険と自費の違いは？

はいいろ様50歳女性
子どものころに神経を抜いて変色した前歯一本を白くしたいと思っています。

治療費との兼ね合いもあり、どの治療法にすべきか悩んでいます。
セラミックで高額の治療費になるかと思っていましたが、近所の歯科医院で保険治療の症例写真を見せてもらったところ、見た感じではセラミックとほとんど違いはありませんでした。

しかしネット検索する限り、やはり保険と自費の治療では明らかな違いがあります。
症例写真はたまたま写り方でセラミックと同じように見えただけでしょうか？
それとも保険でもセラミックと同じくらいきれいになるのでしょうか？

また見た目以外にも保険と自費の治療のメリット、デメリットがありましたら教えてください。

酒井　信　先生からの回答

酒井　信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井　信先生
健康保険で使われる材料は全て決められています。
強度的、審美的に優れた材料は次々に開発されますが、順次保険に導入されるということはありません。

現在健康保険で取り扱われている前歯は、金属で枠組みを作り、見える部分の前の部分にプラスチックを張り付けた物です。
プラスチックですので長期的には減りもあるし表面の汚れも目立ってきます。

保険外では、金属に陶材を焼き付けた物、陶材だけのもの、更に最近はジルコニアなどの強度的にかなり強いものが出てきました。
陶材は焼き物ですので変色はありませんし、減りもほとんどありません。
微妙な色合いの表現も指示すれば可能となっています。

両方とも違いが解らないほどの写真だったとすると、よほどうまく撮ったものと思われます。
現物を比べるとやはり全く違うというほかありません。
ただし、高額な保険外の補綴物だとはいっても、決して壊れないものではありません。
硬い分だけ長期的には調整が必要です。
天然歯は噛み合わせで減ってきますが、陶材は減りませんから、調整してやらないと破折する場合があります。
定期的なチェックが必要です。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
神経をとった歯が変色しているんですね。
パッと見た感じでは保険の歯とセラミックでは分かりにくいと思います。
ただ何が違うのかというとその材質であったり、かける手間暇であったりとその差はやはり出てきます。
保険の被せでは徐々に変色していきますが、セラミックでは色が変わることはありません。
白いお茶碗、プラスチックと陶器では、最初はそれほど違いを感じないと思いますがやはり違いますよね。

ご質問の件に関してはこの違いについてですが、神経を取った後の変色であればウォーキングブリーチというホワイトニングの方法もあります。
自費治療になると思いますし、どこでもやっているというわけではないのですが、被せるのではなくて中の神経を取った後の管の中から漂泊する方法です。
その方が自然に見えますしセラミックよりは安いと思います。
一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

船津　三四郎　先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津　三四郎先生
はいいろ 様、初めまして
変色歯の治療方法についてお知りになりたい事と拝察申し上げます。

一般的に変色歯の治療法には以下の様な方法が有ります。

A歯を削らない方法
　1．ウォーキングブリーチ
　2．オフィスブリーチング(オフィスホワイトニング)

B.歯を削る方法
　3．ラミネートベニア（削る量が少ない）
　4．歯冠修復（かなり歯を削る）
　　硬質レジンジャケット
　　硬質レジン前装鋳造冠
　　メタルボンド冠
　　ハイブリッドジャケット
　　オールセラミック冠　等

お勧めは、まずAです。
効果が少ない時はBの3です。
4．は最後の手段です。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
保険でも上手な技工士さんとかが作るとそうなるのかもしれません。
自費の場合ですが、やはりセラミックなどを使いますのでより自然感が出ると思います。
あとは金額だと思います。

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