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2016/11/11
詰め物・被せ物 治療後

銀歯と歯茎の隙間が気になり被せ直しましたが食べ物が挟まります

ハナコ様65歳女性
隙間が気になり、銀歯を被せ直したのですが、直ぐに型をとって被せ直したためか前と同じでした。
隙間に銀を足してくれたのですが、歯茎の付け根部は隙間がそのままで食べるたび歯間ブラシで掃除しないと挟まったままでとれません。
歯茎と歯の隙間にもカスが入ってきます。
歯茎を切らないと大きい歯は入れられないのでしょうか？

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
実際にはどういう状況でどのようにものが入るのかわからないので想像でお話をさせていただきます。

歯の形態は上から下までぴったりとしているものではなくて歯茎に近いほうが広がっている三角形の隙間があるのが正常です。
歯間乳頭という歯肉がその隙間を埋めているのですが、年齢とともに下がってくる傾向があります。
歯周病などでさらに歯茎が下がってしまうと、どうしてもそこが隙間になり、物が側面から詰まってしまうのですがそれを防ぐ手立てはありません。
歯間ブラシなどで清掃することによって歯周病を進行させないことのほうが重要になります。
歯のかみ合うところからものが入るようであれば、それは接触の力が弱いのかもしれません。
形態的に歯根が近接しているとなかなかその解決が難しいこともあります。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
歯周病が絡んでいると思われます。
どうしても歯の形が取れないと、そのような傾向が出やすいと思います。
歯間ブラシで磨けると考えるのか磨かなくてはいけないと考えるか、とも言えます。
その隙間を埋めるとなると、歯周病の専門の先生の診断も必要になるかと思います。

酒井　信　先生からの回答

酒井　信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井　信先生
歯は根の方向に行くにしたがって、先細りになるものですので天然の歯も歯茎が下がってくると隙間が開いてくるものです。
その隙間を埋めようとすると歯茎のところで不自然に膨らませなくてはいけないので、細菌が溜まりやすい環境を作ってしまいます。
ある程度のものは、やむを得ないと思って、歯間ブラシはできるだけ使用してください。

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