被せものの持ちはそれこそその個人個人によってどのくらい持つか、何とも言えないところが現状です。
あくまで材料で調べた平均でいうとやはり
保険外のほうが持つということは言えると思います。
ただその理由として単に材料の違いかといわれると何とも言えないところもあり、やはり比較ができません。
例えばもう持ちそうにない根っこの状態であれば、あえて
保険外を入れることはしないでしょうし、そうなると当たり前ですが平均の持ち期間というものは
保険外のほうが長くなります。
また材料だけではなく
かみ合わせの調整、辺縁の合い具合、などがやはり
保険外のほうが断然いいということは言えると思います。
保険だと何回もやり直すことができるのかというと、
保険でも
保険外でもやり直せる回数は限られています。
やり直す原因は辺縁からのむし歯などが多いので、その部分が
歯茎よりもどんどん深くなってしまうとその時点でやり直せなくなり
抜歯になっていくというのが歯の寿命の典型的なパターンです。
ではどちらのほうがいいのか、ということになるんですが、これもあくまで個人の価値観です。
例えば宿泊するという目的を果たすのに、カプセルホテルでもビジネスホテルでも高級ホテルでも目的は同じように果たせます。
でも費用が違います。
どれが一番いいですか?といわれてもそれぞれにいいところがあり、どれが正解ということは言えませんよね。
隣の歯を一緒に治療するかどうかに関しても正解がありません。
やったからよかったという場合も、やらないほうが良かったという場合も考えられるからです。
これもあくまで最終的にはゆう様の個人の考え方次第です。
(歯科医師は医療としてどちらのほうがよりよさそうというのは、実際に診て提案をすることはしますが絶対ではありません。)