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2016/07/29

分割抜歯後、自費のブリッジの本数と料金に疑問があります。

しりたい様37歳女性
6番の歯を分割抜歯して、5番と6番の残っている根でブリッジになりました。
e-maxという素材を使ったので1本が高かったのですが、3本分の料金を取られました。
最初からその説明はなく、払った後でどうしても納得できずに聞いてみたところ、『分割抜歯したあとの今回のようなブリッジは、全国統一の保険制度によって、3本分と数えて算定することが周知の決まり。大臼歯といって今回半分抜いた歯はヘミセクションといって半分抜くと、残りの根っこを小臼歯1本分とみなして、抜いた半分も小臼歯1本分とみなして保険請求するのは厚生省からの決まりで全国一律。日本の自費診療は、この厚生省決まりの保険算定をもとにやっていることが主流だから、当然同じく小臼歯3本分のブリッジとして費用請求することは、歯科でも、作る技工士の間でも暗黙の了解。』との回答でした。

これは本当の事でしょうか?
その医師に対する信用が持てないので確認したいです。

そんな暗黙の了解は知る由もないわけで患者からすると、2本治しただけなのに3本分取られた悔しさがあります。

歯に対する技工も面積が変わらないなら変わらないはず。
そもそも素材の値段が各種ある中で、同じ技術なのに高い歯と保険適用の歯でも3本分という考え方自体が矛盾しています。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
確かに説明不足は否めません
ただ、いわゆるヘミセクションに関してのブリッジですが、その通りです。
間違ってはいないと思います。
特に暗黙の了解ではなく、決められています。
次回からはきちんと説明をしてもらい、その上での治療が必要です。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
しりたい 様、初めまして。

一般的に歯の治療を行う際には

1.主訴を患者様からお伺いする
2.検査(レントゲン、歯型、口腔内写真等)
3.治療計画の作成、患者様へのご説明(治療期間、治療方法、費用、等)
4.患者様の同意を頂いたら治療開始

この様な流れで始まります。

今回のしりたい 様の治療に関しましては、上記のインフォームドコンセントがかなり不足しているものと思われます。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
分割ブリッジの事の疑問ですね。

確かに2本の歯を治しているだけなのに3本分の料金になって不思議に思いますよね。
でもその歯科医師の言う通りブリッジなので3本分ということは保険のルール上はその通りです。
技工料金から考えると技術的には2本分と考えるよりは3本ブリッジと同じ技術であり、ブリッジを作ったのに2本分だとされると技工操作の面からも3本分で間違いないと思います。

ただ自費ということで、事前にトータルの費用についてもう少し丁寧な説明があってもよかったかもしれません。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
健康保険における説明はその通りです。
ですが、窓口負担を含め事前に説明をするのが義務はないでしょうが良心的と思います。

しかし、保険外診療についてはあくまで患者さんとその歯科医院との自由契約ですので、治療方針・治療費について事前の説明と同意が、更に契約書を作っておくことが今回のようなトラブル回避には重要なことだと思っています。
保険外診療の料金設定はあくまでその歯科医院独自のものですので、第三者が高い安いを言及できるものではないことをご理解ください。

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