治療ミスかどうかでお悩みなんですね。
インプラントについては残念ですがその対処方法が
保険診療では決まっていません。
インプラント周囲炎という状態になって除去するということくらいしか、
保険診療ではその存在が認められていないというのが現状です。
またそのネジについてもなかなか互換性のあるものではなく、ぐらついているという状況であればその時点ですでに何らかの問題が生じているものと考え、まず除去をすることを試みると思います。
そしてこのような場合、
保険では何ら保証されないということで、歯科医師は全くの無報酬での処置を行っている状態であるということをご理解ください。
(もちろん初診料やその他の検査費用は払っていると思いますが、その
インプラントに対しての処置費用というのは
自費でこれだけもらいます、と言われていない限り請求されていないと思います。)
また一般的な
インプラントであれば、隠しネジで止めるというのはなかなかないというのが現状です。
そして
レントゲンは、金属である
インプラントの場合、ほぼその内部が映らないと思いますから、
レントゲンを撮らなかったという判断についてはある意味当然ともいえます。
問題点としては英文の治療証明書をしっかり読んでいたのか、読むところまで責任が歯科医師側にあるのか、またネジがいつどのように壊れたのか、というようなところだと思いますが、私は法律の専門家ではないのでこの点に関しては法律の専門家に尋ねることをお勧めします。