セラミックのことでお悩みですね。
>
オールセラミックの
差し歯にしようか迷い中です。
> 上前歯2番どちらも
保険内の白い
差し歯をしています。
> 片方は裏がアルミでとても嫌です。
残念ですが、
保険では金属の成分まで規定され、裏に金属が見えてしまうことも仕方がありません。
金属は金、パラジウム、銅、銀などの合金です。
口腔内にアルミは使われることはありません。
次に
セラミックですが、
セラミックというのはある材料を焼き固めたものの総称です。
一言で陶磁器、瀬戸物、といってもその地方地方でその土によってその焼き固めたものが全然性質が違うようにセラミックも、その焼き固める材料によって様々な性質も持ちます。
ジルコニアも炭素を主成分とした
セラミックの一種で、
ジルコニアといっても
ジルコニア単体で使うもの、
ジルコニアの上にさらに別の
セラミックを足すものなどその種類は軽く100種類を超えます。
(様々なメーカーがそれぞれうちが一番良いということで製品を出していますし、それぞれメリットデメリットもあります。)
そのうえで
オールセラミックというのは、金属を使用しない
セラミックの被せものという意味です。
金属の上に
セラミックを焼き固めたものを
メタルボンドといいます。
これももちろん
セラミックの一種です。
ブリッジとなると
ジルコニアなどをフレームに
セラミックを焼き固めるもののことを
オールセラミックといっている可能性もあります。
土台の色についてですが、
保険で白い
レジンを使う場合もありますし、金属を好んで使う先生もおられます。
この辺りは歯科医師の好みといってもいいと思います。
ファイバーコアが
歯根破折に有効とされてもいますが、全くデメリットが無いわけでもありません。
費用に関してですが、
セラミックの費用は安くて5、6万円、丁寧に作ったものであれば15万〜20万円くらいの幅があります。
1本がそのくらいの費用なので、それを何本入れるかによって費用はかなりの幅があると思います。
64万円だとその中に余裕で入ると思います。
一見高いように見えてもそれなりに手間暇かける先生もおられますし、ただ単なる材料の違いが費用の違いというわけではなく、そのあたりの技術の費用がその最終的な費用の差に出てくるわけで、どちらがいいのかネットでそこまではわかりません。
ちなみに世界的に見れば前後の健康な歯を削って
ブリッジにするということは、ほとんど今は行われておらず
インプラントが第一選択になっていると思いますし、日本でももちろん同じ条件なんですが、イメージ意識の違いで選ばれる人が少ないというだけだと思います。
費用も世界的に見ればあくまで標準的な値段です。
保険での値段があまりに低く抑えられているというこをご理解ください。
(
保険診療では
詰め物、根っこの処置の費用などもすべて大体5分の1ほどの費用になっています。)
医療ミスについてですが、それを判断するには第三者を挟んでの法律的な判断によることになります。
歯医者が判断できることではありません。
相談は法律関係者、弁護士などにしてください。