何度も入れ歯が壊れてとても苦労なさって大変だと思います。
> 一般商品では無償が当然ですが、医療費ではそういう考え方はないのでしょうか。
> 2回目の昨日、医師曰く
保険治療だから仕方がないとの回答。
これは実際その通りなんです。
保険のルールで実際に行ったことをサービスするということも不正請求とされてしまうというルールがあります。
また
保険ではその材料に制約があり、強度的にもどうしても劣るという面があり得ます。
通常の商品、物販ではそういった何かあった場合の補償のコストも当然最初に売るときに、定価もしくは売値に上乗せしているというのが常識ですよね。
ところが医療についてはその最初にその値段を決めた時点でそういった考えは全く入れず、最低限の費用、人件費をもとにその点数を決めており、修理に関してもその都度請求ということになっているというのが現状です。
もし訴訟になった場合の費用などを考えるとアメリカ並みに今の10倍程度の費用が掛かってくると思います。
(アメリカが世界一高いと思いますが、諸外国、東南アジアや後進国でも医療費は日本の5倍以上は軽くします。)
以前は大丈夫であったけれども、
かみ合わせが悪くなってきたということは歯のすり減り、支持している歯の本数の減少などによって入れ歯そのものも以前よりも低く低くなってきて、その分強度を保つための厚みも取れなくなってきているという可能性もあります。
もちろん技術的な差に関してはあり得ますから、その点に関しては患者さんは歯科医院を自由に選ぶ権利が与えられており、そこで競争原理が働くというのが厚労省の考えです。