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2015/07/23

異所萌出と反対交合の治療について(3)

萌様44歳女性
先日は先生方にご相談させていただいて、大変勉強になりました。
早々にご回答いただきまして、ありがとうございました。

今日、日赤で抜歯の予約をしてきました。
当日、犬歯を2本抜く予定でおりますが、1つはまだ顔を出しておらず、切開して抜くため、1度に2本抜くのは負担かと思いますが、お聞きしたら様子をみてできそうであれば2本抜き、歯や娘の状態をみて、無理なら1本ずつ日を変えて抜くようにすると言われました。
日帰りでいいようです。

私の質問が下手で、先生方にわかりづらいと思いますので、お聞きしたいことを簡潔に書きます。

1、犬歯を2本1度に抜く例はあるのでしょうか…。
日帰りで大丈夫なのでしょうか…。
自分が抜くわけではないので、心配です。

2、私が聞いているお話の流れでいきますと、これで犬歯を抜いた後に矯正治療にかかり、その後に反対交合の手術(検査の結果、顎を削る外科治療でしか治せないと言われました)という流れになると思いますが、先々で手術をするということは、今回の矯正費用に保険が適用されるのでしょうか…。

何度も何度もすみませんが、次回矯正歯科に行くまでに時間があるので、毎日不安でご相談させていただきます。
どうぞ宜しくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> 1、犬歯を2本1度に抜く例はあるのでしょうか…。
> 日帰りで大丈夫なのでしょうか…。
> 自分が抜くわけではないので、心配です。

抜歯自体は小手術なので日帰りで十分だと思います。
2本抜く例があるかどうかという点に関しては、必要があればすることもありますし、大変そうならやめておきます。
私自身はそういうことはしたことがありません。
(大人の方で上下の親知らずを抜いたというようなことはよくあります。)


> 2、私が聞いているお話の流れでいきますと、これで犬歯を抜いた後に矯正治療にかかり、その後に反対交合の手術(検査の結果、顎を削る外科治療でしか治せないと言われました)という流れになると思いますが、先々で手術をするということは、今回の矯正費用に保険が適用されるのでしょうか…。

保険が適応されるかどうかについては、その医療機関が育成療養期間であるかどうか、顎変形症であり保険適応するつもりであるのかどうかで決まってきます。
一度お確かめいただかないと、この点については当事者(術者)でないとわかりません。
保険での矯正ということになると、それに付随する抜歯やその他の費用も保険適応になると思います。

川原 正照 先生からの回答

川原 正照
広島県
医療法人社団誠美会 川原歯科医院
川原 正照先生
こんにちは。
私もつい先日登録医になったばかりなので、最初のご質問については知りませんが、わかる範囲でお答えします。

上か下かはわかりかねますが、仮に上の犬歯だとして1本は埋伏しているものと考えられます。
生えている歯を左右抜くことはしょっちゅうあります。
ですが4番目、5番目の小臼歯のことがほとんどです。
根っこの長い犬歯を抜くというのは稀だと思いますが、おそらく歯列からずれているためでしょう。
埋伏している方は少ししんどいかもしれませんが、日帰りで2本抜くのは可能だと思いますよ。

また外科矯正を伴う矯正治療は保険が効きます。
ご本人さんは入院下、全身麻酔での手術になるので術後も腫れて大変だと思いますが、がんばってもらってください。
きっと素敵な笑顔になりますよ。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
> 1、犬歯を2本1度に抜く例はあるのでしょうか…。
> 日帰りで大丈夫なのでしょうか…。
> 自分が抜くわけではないので、心配です。

大学病院などで、2本まとめて抜歯するとき、1日入院するお話は聞いたことがあります。
通常であれば日帰りでも大丈夫ではないかと思われます。
心配であれば、1日入院の件も相談されてみてはいかがでしょうか。


> 2、私が聞いているお話の流れでいきますと、これで犬歯を抜いた後に矯正治療にかかり、その後に反対交合の手術(検査の結果、顎を削る外科治療でしか治せないと言われました)という流れになると思いますが、先々で手術をするということは、今回の矯正費用に保険が適用されるのでしょうか…。

この辺りは、実際の担当の先生と矯正科の先生でないと分からない部分があります。
一度きちんと疑問点、特に費用に関わっていますのできちんと聞いたほうがいいと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
萌 様。

少し整理を致しましょう。

A)健康保険適用の歯科矯正治療は
 1.顎変形症
 2.厚生労働大臣が定めた42疾患
の2つの場合だけです。

B)現在かかっている矯正歯科から、以下の説明を受けましたでしょうか?
 1.診断名が「顎変形症」である。
 2.矯正治療(術前矯正、術後矯正)、外科手術、入院費すべてが保険適用である。
 3.現在かかっている矯正歯科が、自立支援法指定医療機関である。

以上のA.B.がきちんとしてから、犬歯抜歯等を受けるのが普通です。
きちんとしていない状況で、治療のみが、どんどん進んでいるようで、大変心配です。

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