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歯の根の穴を大きくするためにガリガリと削られ、痛みが続き不満

flowers様59歳女性
一つ前の根の治療の相談に追加します。

当日の治療は、詰め物を取り除いて根の中をグリグリガリガリし(穴をもっと大きくしないとダメだと言ってました)弱い薬…精製水みたいなものとカルシウム的な物らしい…を入れて仮の蓋をしました。
その治療が物凄く痛くて、その痛みが2日後の今も続いています。
前回まではグリグリガリガリしている時に時折痛い、または全く痛くなかったので不安です。

そもそも全く痛くなかった歯が根の掃除が終了して最終的な蓋をしてから何故痛くなったのか?
今回の治療が物凄く痛い&その痛みが2日後の今も続いているのはどういうことなのか?
「そもそも痛くなかった歯」なので納得がいかない&不信感で、こちらに質問させていただいている次第です。

よろしくお願いします。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
本来汚れがある歯の可能性も考えられます。
痛みですが、ずっと続くことはないと思われます。
書かれていたお薬から考えまして問題ないとは思われます。
そのお薬は、アルカリ性のお薬ですので、バイキン等が消毒されるはずです。

数日で治ると思います。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
もともと痛みが無いけれども、触ると痛みが出そうという状態のことは歯科治療ではよくあることです。
どう考えても感染して慢性炎症の状態、痛みが無いけれどもいつ痛み出してもおかしくないという状態ということです。

たとえば親知らずが時々痛いということを繰り返している状態で、時にものすごく腫れて痛みが出るかもしれない、今は痛くない、という状態で歯を抜いたとしましょう。
当然抜歯をすると痛みが出ます。
これは外科処置に伴う炎症です。
根っこの治療も同じことで、根っこの先のほうに炎症が起きている場合、そこの細菌をしっかりと殺菌しないといけません。
しかし殺菌するためにがりがりと根っこの先のほう、骨のところまで掃除をしないといけません。
その刺激は外傷的な刺激です。
それを手探りで、盲目的に行うので時に痛みが生じてしまうことがあります。
圧力も外傷的に働きます。
安静にしていればだんだん引いてくるのが普通ですが、それ以外の原因ということもあります。

もともと痛くない状態であったものを痛くすると術者側も非常に困った状態になります。
出来ればそうなってほしくないと思いながら処置をしますが、不幸なことにどうしてもちょっとつついただけで非常に痛みが出てしまう方もおられます。
それほど歯科治療は困難な治療なんです。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
flowers 様。
根管治療中の疼痛にご疑問の事と拝察申し上げます。

実際にflowers様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、一般的に根管治療中に疼痛、腫れ、浮いた感じ等の症状が発現する事は、時にあります。

その理由は、
1.口腔内は細菌の温床で何千億もの細菌で汚染しています。
2.根管治療を必要とする根管内にも細菌の感染があります。
3.根尖部周囲は解剖学的に極めて複雑な形態を呈し、消毒が難しい場合が多々あります。

以上の要因により、宿主側の抵抗力などが低下した場合、急性化膿性の炎症が発症し、腫れ、疼痛挺出感などの症状として発現します。
症状が強い時は、急患扱いで診て頂きましょう。

お大事にどうぞ。

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