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仮の被せ物が取れて詰め直してもらったが、食事の時に噛むと痛む

ニックン様47歳男性
虫歯治療で虫歯部分を削った後、仮の被せ物(樹脂製)を詰めてもらいました。
痛みもなく、普通に食事などできていたのですが、3日ほどで外れてしまい、再び歯医者に行って仮の被せ物を詰めなおしてもらいました。
その際、歯に詰め物の一部が残っていると言って、歯を削られて痛かったのを覚えています。

それから、食事でものを噛むたびに歯が痛むようになりました。

外れる前は全く痛くなかったのに、なぜ、今回は痛くなったのでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
樹脂製の詰め物歯牙、特に深いところでは象牙質と接着することによって詰め物の役を果たします。
今回外れたということはまだ柔らかい軟化象牙質という部分が残っていた可能性もあります。
なのでもう一層新しい接着する象牙質面を出すために削る必要があると判断したのだと思います。

実は軟化象牙質もいろいろな層に分かれていて、痛みを感じないところはまだ柔らかく、虫歯の状態であり、健康な細菌のいない層になると、そこは痛みが生じます。
なので外れたので新しい少し痛みが出る層まで削って、しっかりと接着をしたということになると思います。
しっかりした治療をしようとすればするほど痛みが出やすいというジレンマが生じます。

あともう一つ、咬合の調整が不十分だと歯に余分な外力がかかって痛みを生じることもあります。
もう一度見てもらいましょう。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
仮の詰め物の相性か、少し仮詰めと歯の間に隙間があるのかもしれません。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
ニックン 様、初めまして。
仮詰めが取れた後の疼痛でお困りの事と拝察申し上げます。

実際にニックン様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、一般的に、深いむし歯の場合、歯髄組織に対する刺激が幾分強くなる為、充填後に疼痛が出る場合が時々あります。

1.疼痛が漸次減少傾向に向かう場合は、3カ月程経過観察です。
 自然消失する場合が多々あります。

2.疼痛が漸次増加傾向に向かう場合は、抜髄になる事もあります。

神経は、出来るだけ取らない方がベターです。

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