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2014/04/08
詰め物・被せ物 治療方法

奥歯の被せ物を銀歯かセラミックのどちらにしようか迷っています

heko様57歳女性
奥から二番目の奥歯にかぶせ物をします。
銀歯かセラミックかどちらにしようか迷っています。
審美的、耐久性、それぞれの短所、長所について専門家の忌憚のないご意見をお聞かせください。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
長所ですが、審美的にはセラミックです。
壊れにくいのは金属かと思います。

耐久性ですが、セラミックも材料により多少違いますが、ほぼどちらも長期間持つと思います。
しかしながら、人工的なものですので、あくまで消耗品と考えていただいた方が間違いないかと思います。

噛み合わせや不定愁訴の問題がクリアーされるのであれば、セラミックの方が良いとは思います。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
当然のことですが審美性はセラミックのほうが断然きれいです。
耐久性、というのが何を意味するのかによるのですが、壊れないという点では当然ですが銀歯のほうが壊れません。
ただ被せの寿命はそのかぶせ自体が悪くなるというよりも根っこの先の病気や歯周病、被せのヘリ（際）からのむし歯、歯根の破折などによってダメになります。
そのためには正確なかたどりと、正確なかぶせの製作というものが大切になりますが、そういう点では保険の銀歯とセラミックを比較するとセラミックのほうが一般的には上になります。
（ただうまい下手があるので、適当に作られたセラミックと上手に作られた銀歯とでは銀歯のほうがいいこともありえます。）
要はどのくらいその先生の技術を信頼するのかという点が一番大きなポイントとなってきます。

一つ蛇足として付け加えるとすると、セラミックの被せが割れることがありますが、もしそれが銀歯であれば銀歯は壊れることはありませんがその力はダイレクトに歯根にかかり、下手をするとその歯そのものの寿命を短くする可能性は高いといえます。

船津　三四郎　先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津　三四郎先生
heko 様、初めまして。
被せ物の種類でお悩みの事と拝察申し上げます。

1．審美性　　　
　セラミック ＞ 銀歯
2．費用　　　　　
　セラミック ＞ 銀歯
3．強度　　　　　
　セラミック ＜ 銀歯
4．破折の危険　　
　セラミック有り、銀歯無し
5．金属アレルギーの可能性　
　セラミック無し、　銀歯有り

御参考にされて下さい。

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