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銀色の被せを白い被せに変えたが、歯肉と被せの間が空いています

不眠症様57歳女性
今日、HJK(硬質レジンジャケットクラウン)の被せをつけてもらいました。

今までは、銀のインレーがみえていたので、HJKにしてもらえて、喜んで帰り、鏡を見ると、HJKと歯肉の間に自分の歯が見えます。
こんなこと初めてで、びっくりし、もう一度歯医者に行きました。
銀の被せは、歯肉ぴったりに作るけど、HJKは歯肉と被せの間をあけている、だから自分の歯が少し見えるけど、そのほうが冠の中が虫歯になりにくいし、今それが最新の治療法、のように聞きました。
初耳ですが・・・。
そうなのですか?

かみ合わせのボンドを取る時に、歯の位置がかわったそうで、作り直してくれるけど、歯がもとより削られたことと、HJKの説明が事前になかった事、これからの治療が不安です。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
出来るだけ歯を削らないでということで考えると、歯茎とHJK(硬質レジンジャケットクラウン)の間に歯が見えるということは何ら不思議ではありません。
アンレータイプなのかもしれません。(半分の被せです。)

HJKと歯の間が見えるということは清掃はしやすいです。
ということは虫歯にはなりにくいです。
エナメル質が残っているのであれば、出来るだけそのエナメル質を残すということはそれほど悪いことではないと思います。
ただHJKはその強度から厚みをたくさんとらなくてはいけません。
白くするということによって得られるいい面もあれば、デメリットもあるということです。
相反するようなことなので説明をするのが非常に難しいです。

実際忙しい歯医者ではそこまで細かく説明する時間を取れないのかもしれません。
保険診療では出来ることがある程度決められています。
被せに関しても銀歯かHJKかの2択しかありません。
HJKを選択するドクターはどちらかというと少数派だと思います。
(僕も強度に問題があると考え行っていません。)

今回の件は結局よく説明をしてくれなかったということが原因だと思われますが、患者さんの考えている求められる説明を、白紙の状態から必要なだけ短時間で患者さんに十分説明することは非常に困難です。
わからないことは積極的に質問をしていくようにしないと、ドクターサイドもすべてを話してはくれないと思いますので、出来るだけ良くコミュニケーションをとるようにして賢く治療をお受けになることが一番いいのかなと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
不眠症 様、初めまして。
HJK(硬質レジンジャケットクラウン)の隙間に、困惑の事と拝察申し上げます。

お問い合わせの様な、被せ方は、「歯肉縁上マージン」と言いまして、被せ方の1つの方法です。
歯を削る時に、歯肉縁ぎりぎりでは無く、少し上に削るマージンを設定します。
歯周病に罹患している時などに応用されます。
境界線が見えますので、歯磨きが容易で、二次虫歯を防ぎ易くなります。

事前の説明が不足していたのかもしれませんね。
決して間違った方法ではありませんよ。

お大事にどうぞ。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
かぶせ物と歯肉の位置関係に関してはいろいろな考え方があります。

ただ、できましたら極力合わせてもらった方がいいとは、私自身思います。
そのあたりは一応希望を言った方がいいと思います。

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