マウスピースはまだまだ誰でも知っているという状況ではないですが、それほど珍しいというわけでもありません。
なぜ
マウスピースを勧められたのか、という点が大切だと思います。
歯がすり減ってきている、というのが客観的な事実ですから、夜間、無意識のうちに
歯ぎしりをしていることは想像できます。
この
歯ぎしりの程度、強さというのは見ていないのでわかりません。
何もしなければ、もちろん何のトラブルも起きない可能性はあります。
でも万が一、歯が割れるとか、だんだん前歯が出てくるとかといった症状が出てきたら、、、あの時やっぱり
マウスピースをはめて夜間の
食いしばりに対して何らかの処置をしておけばこんなことにならなかったのに、という状況になるかもしれません。
マウスピースは、そういう後々のトラブルを防止する予防的な処置でもあるんです。
なので現時点では絶対必要性があるというわけでもないですし、歯科医師でも絶対しなければいけないと考えているわけではありません。
（もちろんひどい
歯ぎしり、ひどい
咬耗がある場合にはお勧めの程度がだんだん大きくなります。）
本人の意識の問題、違和感の問題というものもあります。
デメリット、というものもあります。
（
虫歯になりやすくなるのでは、という危険があります。）
今の主治医に、どれほど危険がありそうと考えているのか、という点を聞かれてはいかがでしょうか。
