歯のお悩み相談詳細

ご相談

根管治療後の冠をかぶせる前の段階でMB2が見つかりました。

デンタル様44歳男性
奥歯について根管治療中で仮歯コア立てまで終わっている状態の歯があります。
治療中にMB2というものの存在を知りましたが、確認したところこの根管治療ではMB2は治療していないことがわかりました。
この歯について、印象を取りつける前にMB2発見を得意とする歯科医にお願いしてMB2を治療しようか、このままを取りつけるか迷っております。根管治療から数ヶ月経った最近のレントゲンCTでは根尖病巣や自覚症状も何もありません。
これらを踏まえ、先生ご自身の歯が同様の状況をイメージされた場合、どのように対応されるのがベストと考えられるか、下記についてご意見頂けますと幸いです。

Q1. MB2自体に感染がおこっているのか、いないのか、歯科用CTやその他の方法で歯を削らずに把握する方法はありますか?

Q2.MB2自体に感染がおこっていなく、今も自覚症状がない場合は、特にMB2についていじらず、をつけてしまっても再発(根尖病巣フィステル)の可能性は低いでしょうか?
MB2が未対応のまま残っている=再発するというわけではないでしょうか?
(歯との間から細菌が侵入するマイクロリーケージはないとした場合)

Q3.上記のMB2を再度治療する場合のリスクとして発見のために新たに歯を削らないといけないと思うのですが、その場合、追加で削る部分はどの部分をどの程度削るイメージでしょうか?また、さらに神経のない歯を削るので亀裂や割れるリスクも高くなるでしょうか?

Q4. MB2だけでなく、MB3やイスムスなどもあるケースもあり、すべての原因を完全に封鎖することは困難で、上記Q3のようなリスクや再根管治療中に亀裂が入るリスクもあるので、このままをつけて、数ヶ月後に経過観察、とした方が良いなどご意見ありますでしょうか?

Q5.再根管治療でMB2を発見されるのが得意とされる医院の先生はいらっしゃいますでしょうか?(こちらの質問は、もし自他含めたおすすめの医院がありましたら。特になければなし、で大丈夫です)

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> Q1. MB2自体に感染がおこっているのか、いないのか、歯科用CTやその他の方法で歯を削らずに把握する方法はありますか?

半年から1,2年、間隔を空けて撮ったレントゲンを比較することで把握することは可能だと思います。
今の時点でだけということになると難しいです。


> Q2.MB2自体に感染がおこっていなく、今も自覚症状がない場合は、特にMB2についていじらず、をつけてしまっても再発(根尖病巣フィステル)の可能性は低いでしょうか?
> MB2が未対応のまま残っている=再発するというわけではないでしょうか?
> (歯との間から細菌が侵入するマイクロリーケージはないとした場合)

可能性が高いか低いかは中の状況次第なのでわかりませんが、必ず根尖病変を作るわけでもありません。


> Q3.上記のMB2を再度治療する場合のリスクとして発見のために新たに歯を削らないといけないと思うのですが、その場合、追加で削る部分はどの部分をどの程度削るイメージでしょうか?また、さらに神経のない歯を削るので亀裂や割れるリスクも高くなるでしょうか?

エンド三角と呼ばれる部分を根管が見えるように削ります。
その分、歯は薄くなるのでリスクは高まると思います。


> Q4. MB2だけでなく、MB3やイスムスなどもあるケースもあり、すべての原因を完全に封鎖することは困難で、上記Q3のようなリスクや再根管治療中に亀裂が入るリスクもあるので、このままをつけて、数ヶ月後に経過観察、とした方が良いなどご意見ありますでしょうか?

それも十分考えられます。


> Q5.再根管治療でMB2を発見されるのが得意とされる医院の先生はいらっしゃいますでしょうか?(こちらの質問は、もし自他含めたおすすめの医院がありましたら。特になければなし、で大丈夫です)

特にありません。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
> Q1. MB2自体に感染がおこっているのか、いないのか、歯科用CTやその他の方法で歯を削らずに把握する方法はありますか?

ないです。


> Q2.MB2自体に感染がおこっていなく、今も自覚症状がない場合は、特にMB2についていじらず、をつけてしまっても再発(根尖病巣フィステル)の可能性は低いでしょうか?
> MB2が未対応のまま残っている=再発するというわけではないでしょうか?
> (歯との間から細菌が侵入するマイクロリーケージはないとした場合)

通常は根の先にの袋等が出てくると思います。


> Q3.上記のMB2を再度治療する場合のリスクとして発見のために新たに歯を削らないといけないと思うのですが、その場合、追加で削る部分はどの部分をどの程度削るイメージでしょうか?また、さらに神経のない歯を削るので亀裂や割れるリスクも高くなるでしょうか?

最初の状況に戻すことが一般的かと思います。


> Q4. MB2だけでなく、MB3やイスムスなどもあるケースもあり、すべての原因を完全に封鎖することは困難で、上記Q3のようなリスクや再根管治療中に亀裂が入るリスクもあるので、このままをつけて、数ヶ月後に経過観察、とした方が良いなどご意見ありますでしょうか?

日本ではあまりありませんが、台湾等では6か月以上経過を見ると話を聞いたことがあります。


> Q5.再根管治療でMB2を発見されるのが得意とされる医院の先生はいらっしゃいますでしょうか?(こちらの質問は、もし自他含めたおすすめの医院がありましたら。特になければなし、で大丈夫です)

歯内療法専門医であればと思います。

歯科医院を探す

全国約68,000件の登録歯科医院より、お住まいの地域や治療内容にあった歯科医院を検索できます。

根(神経)の治療に関するお悩み相談

お口の悩みを歯科医師に相談する

ログイン 歯の悩みを相談 歯科医院を検索